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塾長ブログ.....思いつくまま そのままに。

リーダーシップ

2,520億円…世間で有名になった数字(金額)ですが…新国立競技場の建設計画は、全て白紙に戻り一からやり直しとなりました。
最終的には、安倍総理の決断でした。
 
船頭がたくさんいて、誰もが譲り合い(責任逃れとも言う)、ダチョウクラブの
コントのようなお粗末な成り行きに国民の大多数が嘆き、この問題を解決出来るのは森さんでも下村文科大臣でも遠藤五輪担当大臣でもなく、ましてや安藤忠雄さんである訳もなく、国民を代表している筈の行政のトップ総理大臣がここでリーダーシップを発揮するしかないと思っていた矢先の決断でした。
 
安倍さんには、一方で安全保障関連法案を通したい思いから新国立競技場の建設計画で少しでも国民の支持を得たいと言う思惑もあったと思います、しかしこの件に関しては総理大臣として決断をすると言うリーダーシップを発揮した訳です。
 
辞書で調べると、リーダーシップとは、指導者としての資質、統率力とあります。
私はリーダーシップとは、ひとつの物事に対し調整し、結論を出し、皆に示し、そしてそれを推し進める力 と理解しています。
 
 
さて、ちょっと身近なところに目を向けて見ましょう。
私の教室には複数の学校に在学する生徒が通っています。
同じ公立の小学校・中学校でも方針や考え方が色々あるものだと常々思っています。
学習指導要領や各都道府県或いは市町村の教育委員会の指針だけでなく、学校ごとの方針や特徴づけ、それぞれの学校で教員に対する指導事項があって然るべきと思います。
しかし、校長先生 もうちょっと統一指導して欲しいなぁ…なんて事もあります。
 
これはある中学校のお話しです。
定期テスト(中間テストや期末テストですね)ですが、教科によって書式がバラバラ。

(x_x).jpgまず問題の用紙のサイズがA4だったりB4だったりB5も紛れてたり、表紙が付いていたり無かったり、一枚のペラ紙の問題もあればA3を二つ折りにして冊子風の丁寧なつくりになった問題だったり。
問題用紙と解答用紙が別になっている教科もあれば、問題用紙にそのまま書き込む教科もあったり。
 

バラエティ豊かな問題のオンパレード…何故これほどのバリエーションが必要なのか疑問に思います。生徒を混乱させるのが目的 ? ? ?
 
民間の企業であれば社内資料だってこんな統一感のない資料なんて考えられません。
ましてや理解を得るべきクライアントに対して混乱を招くような資料を配布しているような企業に存続の未来はないでしょう。
 
学校に話しを戻すと、これこそ校長のリーダーシップの発揮いかんですぐにでも改善できる事ではないでしょうか。
安倍さんよりも調整は簡単に出来ると想像します。
先生は生徒を指導するのが仕事、校長や教頭は先生(教員)を指導するのが仕事…と私は思います。
 
 
逆にこんな話しも…。
だいぶ前の事ですが、ある変化があった高校があります。
その高校は茶髪で通学する生徒がかなり多い部類に入る学校でした。
 
ここで勘違いしないで欲しいのですが、世間一般的にみて髪の毛を染めることは悪い事だとは思いません。
私も以前は染めていた事もあります…白髪染めですが(笑)
しかし校則に茶髪禁止の事項があれば、生徒は守らなければなりません。
指導者である先生は校則を守らせねばなりません。
守る義務と守らせる責任が生じる訳です。
 
ある時この高校の校長先生が変わりました。
それからある程度の時が経ち、下校してくる生徒達を見ると茶髪の子が殆どと言っていい程いなくなったではないですか。
 
先生(クラス担任の先生や教科担当の先生)は、生徒を指導する立場にあります。
一方校長先生は、何百人も在籍する生徒の一人ひとり全てを指導できる訳ではありません。
校長先生は、それぞれの先生を指導したのです。
今まで出来ていなかった「生徒に校則を守らせる」と言うことを徹底的に先生に指導したのです。
組織とは分業のしくみの事です、学校も校長をヘッドに組織が存在します。
校長がリーダーシップを執って徹底して各教師を指導した結果が、校則を守る生徒の集団という結果として現れたのです、当たり前の事ですが…。
素晴らしいことです。
 
 
学校は、学問を勉強するだけの場ではありません。
将来社会に出た時に自立できる大人としての基礎を今育てる、その場所でもあります。
校則を守る=社会のルールを守るに通じます。
 
当教室も以前からモットーとしているように、受験の合格だけを最終目標にしていません。
将来みんなが社会に出た時、頑張れる大人、自立した本当の社会人となれる事を思い描き、その一助となれる教育を目指しています。
それが私の考える本当の教育として日々実践しています。
 
 
ちょっと脱線して。。。
校則違反はダメですが、どうしても実現したい事があるのならルールを変えればイイんです。
遠い昔の出来事ですが、私は高校生時代に学生として活動し校則を変えたことがあります。(正確には運動して変えてもらったと言うのが正解ですが…)
 
その話しは、また後日書きましょう。
そう、あれです。首都圏の公立高校では、今でこそ校則から無くなりましたが…制帽着用ってルール……..。

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