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塾長ブログ.....思いつくまま そのままに。

ここで差をつけろ ! ... 神奈川県公立高校入試問題(その2)


今春の(28年度)入試で正答率の低かった問題をふり返ってみましょう。

毎年 英語の大問6は絵を見て答える条件作文です。

絵と英文(与えられた情報)を見て(分析して)情景にふさわしい英文で答える(表現する)内容です、毎年正答率が低い問題のひとつです。


 
  □ 28年度入試「英語」大問6の正答率 <(ア)12.5% ・ (イ)19.2% >
 28年度英語【問6】.jpg











































難しく考えず英文を読み書かれたマンガを見て情景に合った英語表現をするわけですが、自分が知っている簡単な表現を英文化すれば決して難しい問題ではありません。

≪解説≫
A : ヒロシの自転車が壊れてしまったので、3時に駅で彼の友達に会うことが難しくなってしまいました。
B : 彼は母にこう頼みました。


 
    母は言った「いいわよ、行きましょう。」
C :
 
   そして、彼はそこで友達に会うことが出来ました。

≪正解例≫
(ア) 絵を見て「クルマで駅まで送ってくれる?」と言う文が思い浮かび
    その内容を条件(書き出しがWill で7語以上)に合う英文にすれば正解
   例 : Will you drive me to the station ?

(イ) 絵を見ると駅の時計が3時より前の時間である事が分かる。
       「3時前に彼は駅に着いた」という内容を英文ににすればよい。
   例 : Before three  o’clock he was able to get to the station.
 
 

 
 
次に「理科」の問題で最も正答率の低かった問題を見てみましょう。

□ 28年度入試「理科」大問5の(ウ)正答率 < 9.6% >

記述の問題です。実験の手順・内容が示された文章を読んで理解するところから始まり、小問(ウ)では会話文から次の実験の方法を簡潔(20字以内で)記述する問題
次の小問(エ)の正答率が38.9%であったにもかかわらず、(ウ)の記述が9.6%と低い正解率であった。

全体的(5教科全て)に記述する問題の割合が増えた中で、従来のような知識の詰込み型学習から“思考力”“判断力”そして“表現力”が問われるないようになってきた事を象徴する問題でした。



28年理科【問5】ウ①.jpg


 
 

















28年理科【問5】ウ②.jpg



























≪解説≫
浮力の大きさが重さではなく体積にある事を確認するには、“重さが同じで体積の異なるおもり”か“体積が同じで重さが異なるおもり”を用いて実験すればよい。
〔浮力の大きさ〕=〔おもりを吊るした時のばねばかりの示す値〕-〔水中に沈めた時のばねばかりの示す値〕より、ばねばかりの示す値が実験1より大きくなったということは浮力の大きさが大きくなったという事です。
よって浮力の大きさは水中の物体の体積が大きいほど大きくなるから、この実験ではおもりAと同じ重さで体積の大きなおもりを用いたことがわかる。

≪正解例≫
「おもりAと比べて重さが同じで体積が大きい」
 
小問(エ)の正解は 0.01X です。
 
 



このように25年度の入試制度改革以降、各教科とも知識物だけでなく知識に基づいてものごとの状況や経過を論理的に考える力を問う内容、正確な情報処理能力、考える過程とそれを結論に結びつける「思考力・判断力」そしてそれを記述で表す「表現力」が問われています。
しかし、ここ4年間大きな傾向は変わっていませんので、反復学習でいろいろなパターンを練習しておく事が大切です。
 
 
上記2例のように、配点が高く正答率が低かった問題で加点できれば、得点で優位に立てることは明白です。
特に上位校をめざす生徒は、ここに注目しましょう。



参考 ⇒ 「ここで差をつけろ! その1」




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