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塾長ブログ.....思いつくまま そのままに。

身体の不思議 「その1」

骨格②.jpg
私たちのからだにはビックリするような事がいっぱい詰まっています。
驚きがいっぱいの『身体の不思議・からだの凄さ』を改めて数字とともに紹介
していきます。



心臓は休まず一生働き続けます


 心臓には、栄養分を含んだ血液を全身に送り出す役割があります。

 心臓のとんどは心筋という筋肉で出来ていま心臓.jpgす、この筋肉が伸びたり縮んだりする“鼓動”という動きを休むことなく規則的に繰り
返しています。
重さは30
0ラムほど、卵6個分くらいの重さです。

血液は心臓右心房から肺に送られそこで酸素を受け取ります、酸素をかかえた血液は左側の左心室に戻り、そこから動脈を通して全身を巡っていきます。
  安静状態のとき心臓は、1分間に70回ほど鼓動します、1時間では4200回、1日では10万800回も鼓動しています。
80歳になった頃には、約30億回近く鼓動しているのです。



地球2周半分の長さの血管

心臓から送り出された血液は、血管を通って身体の隅々まで運ばれます。
血管は酸素や栄養分、水分などをのせて体のすみずみまで行き渡らせるという大事な役割を果たしています。
血管は大きく分けると心臓から全身に血液を送り込む動脈と、血液を心臓に戻す静脈、そして体の末端にある毛細血管の3種類があります。

動脈の中でも大動脈は心臓に直結している最も太い血管で直径2~3センチほどの太さがありま
血管②.jpgす。
大動脈を通った血液は体の各部に送られ、動脈、細動脈、毛細血管へと枝分かれし手足の指先まで送られます。
先端に行くほどどんどん細くなり、指先の毛細血管などは直径約8マイクロメーターと髪の毛
の10分の1の細さです。
こうして体のすみずみまで酸素や栄養分を届けた血液は、今度は静脈を通って心臓へと戻って行きます。

全身に張り巡らされた血管を1本につなげた場合、どれくらいの長さになるのでしょうか。

 なんとその長さは10万キロメートルにもなります。
地球1周分が4万キロですから、血管の長さはおよそ地球2周半にもなるのです。
つまり私たちの体の中では、血液が地球2周半にもおよぶ長い旅を毎日毎日繰り返しているのです。



細胞の寿命は1日から30年まで…

人体をつくっている細胞は、その一つ一つが生命体です。
細胞には様々な種類があって、その種類によって寿命は違います。
例えば、最も寿命が長いのは骨をつくる骨細胞で25年から30年です。
血管の最も内側の細胞である血管内皮細胞は6か月、肝臓をつくる肝細胞は5か月、血液中の成分の一つである赤血球は4か月です。

情報を伝達する神経
細胞.jpg組織を構成する神経細胞は4~6週間、胃の粘膜細胞は2~3日となっていて、それぞれ寿命は様々です。
また、小腸の内側壁は「じゅう毛」という無数の毛のようなもので覆わ
れていますが、じゅう毛を形づくっている細胞は、細胞の中でも最も寿命が短く生まれて死ぬまでわずか1日しかありません。
毎日生まれ変わっているという事です。



細胞は死んでも生まれ変わる

細胞は死んでもほとんどの場合、ほかの細胞が分裂して生まれ変わり死んだ細胞の埋め合わせをします。
なかには心臓の筋肉を動かす心筋細胞や脳の細胞のように生まれ変わらないとされる細胞もあります。
最近ではねずみ(マウス)で心筋細胞を生まれ変わらせる実験に成功していて、人間の心臓病治療に応用できるのではないかと期待されています。



人間の身体は驚きでいっぱいです。
また次の機会に、その不思議を紹介したいと思います。



身体の不思議「その2」   2019.9.16




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