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塾長ブログ.....思いつくまま そのままに。
大学入試改革と高校の学習指導内容の変化(その1)
現行のセンター試験から「大学入試共通テスト」に改編されます。
以前のブログでも書きましたが、ちょっとおさらい。

参考blog...
「大学入試が変わる」
「センター試験」
大学入試改革は何のためか・・・
これまでの知識偏重型の教育から「思考力」・「判断力」・「表現力」を持ち主体的・協働的に行動できる人材を育成するため。
また、大学入試を変えることにより大学の教育内容を変えることはもちろんですが、高校での教育そして小中を含めた日本の教育全体を変えるために実施します。
その具体的内容は、センター試験を廃止し共通テストを新設。
推薦入試、AO入試に関しても合格基準を明確にし学力も評価の対象とする。

この先行実施というのがちょっと分かり難いと思いますが、こう言うことです。
高校での次の学習指導要領の改訂が2022年度以降である為、2023年度の大学共通テストの実施分までは現行の学習指導要領に基づいた入試内容となります。
次期学習指導要領に基づいて行われる「本格実施」は2024年度からとなります。
2020年度から始まる“共通テスト”の特徴としては、「国語」と「数学」の問題に従来のマークシート式解答のほかに“記述式問題”を出題。
英語は、2023年度実施の共通テストまでリーディング・リスニングを評価する。
また、国語・数学以外の教科でも、思考力・判断力・表現力を問う問題が増えます。

ここまで“変わる大学入試の内容”を書いて来ましたが、変わるのは大学入試だけではありません。これとリンクして高校の学習内容も2022年度の学習指導要領の改訂で大きく変わっていきます。

(早稲田育英ゼミナール 読売ランド教室)
2018年9月18日 21:17
秋の気配 ? ... すじ雲

巻雲は細く帯状に伸びる雲ですが、末端が風の影響でめくれたり渦巻いたりして乱れているものですが、こんな巻雲を見るのは初めてです。
巻雲(すじ雲)は春や秋の天気の良い晴れた日の上空の風が強い日に現れるといいます。
小一時間ほどすると風に流され細く長くなっていきました。

まだまだ日中は暑い日が続きますが、いつの間にやら秋が忍び寄っています。
そう言えば先週8月7日は「立秋」でした。

「立秋」の日は「夏至」と「秋分」の日のちょうど中間にあたる二十四節気のひとつです。
立秋を境に「暑中見舞い」は「残暑見舞い」になります。
《 二十四節気 》
【 冬 】...小寒(1月5日)・大寒(1月20日)
【 春 】...立春(2月4日)・雨水(2月19日)・啓蟄(3月6日)・春分(3月21日)・清明(4月5日)・穀雨(4月20日)
立夏(5月5日)・小満(5月21日)・芒種(6月6日)・夏至(6月21日)・小暑(7月7日)・大暑(7月23日)
【 秋 】...立秋(8月7日)・処暑(8月23日)・白露(9月8日)・秋分(9月23日)・寒露(10月8日)・霜降(10月23日)
【 冬 】...立冬(11月7日)・小雪(11月22日・大雪(12月7日)・冬至(12月22日)
いずれも2018年の日付です
(地球の自転と公転による影響に関係し年により月日が異なります)
(早稲田育英ゼミナール 読売ランド教室)
2018年8月17日 18:41
止まらない少子化...37年連続 減
減少の傾向は37年連続です。

少子化の流れに歯止めがかかっていない現状が見て取れます。

子どもの人口のピークは1945年の2989万人で、現在の子ども人口はほぼ半減の状況です。
現在の日本の出生率は1.40人です。
一人の女性が一生のうちに出産する子供の平均数です。
政府は少子化対策・社会制度の改革案等いろいろ打ち出してはいるものの一向に数字に現れて来ないのが現状です。
諸外国、特にヨーロッパの主要国では早くから対策が講じられ成果を出している国もあります

オランダでは、1970年代から出生率が大幅に低下し1995年には過去最低の1.53となりました。
政府はこれを大問題と捉え実効性の高い対策を次々に打ち出しました。
フランスでは1994年に出生率が1.65にまで落ち込みました。
早急に対策に取り組んだ結果、1994年を底として順調に回復し2003年には1.89となりました。
スウェーデンでは出生率が1980年代に1.6人台にまで低下し、フランスより早く問題となっていました。
女性および低所得者層への社会制度の見直しや、いろいろな手当や給付を導入し1990年代前半に出生率が2人を超え、多くの先進国のモデルケースとなっています。

後世にこのすばらしい日本を引き継ぐためにも…
(早稲田育英ゼミナール 読売ランド教室)
2018年8月10日 19:28
変わる中学入試とその背景

今年(30年春)の入試では、首都圏・近畿圏の約3割の学校で実施されました。
首都圏の109校(全私立中学の36%)・近畿圏の28校(同20%)で「英語」科目の学力検査が行われました。
多くの学校は、国語と算数が必須受験科目で社会・理科・英語の各科目のいずれかを選ぶ選択型ですが、英語単独の入試もありました。
従来は、帰国生を対象として「英語」の入試科目を設定していましたが、近年の英語教育への関心の高まりから一般枠でも同様に実施する学校が増加しています。

2020年度から実施される新学習指導要領では正式な教科として学ぶことになります。
大学入試も2020年度から新制度となり、「読む・書く」に加え「聞く・話す」の4技能を測る“大学入試共通テスト”へと改編されます。

そのような社会の情勢を背景に英語入試は中堅校(私立中学校)を中心に始まり、最近では難関校への広がりをみせています。
現状は受験する生徒の1%程度の利用(選択)ですが、今後は増えていくと予測されます。
中学入試の英語教科に限らず、近年 中学・高校・大学それぞれの入試の内容は一時の知識偏重(詰め込み暗記型)の入試問題から“思考力”・“判断力”・“表現力”を問う内容へと大きく舵を切っています。
だからと言って知識力が不必要である訳はなく、持てる知識をどう“活用”するか、そして普段からの学習でたくさんの演習を繰り返すことにより、知識量だけではなく考える力を身に付けていく事がポイントです。

当教室も「自分の考えを正しく伝える能力、他人の意見を正しく理解できる能力」を育てる教育を積極的に実践していきます(微力ながら・・・)
(早稲田育英ゼミナール 読売ランド教室)
2018年8月 2日 21:36
神奈川県公立高校 学力向上進学指定校と来春(2019年度)の入試の変更点
2018年 17校のエントリー校から先頃 指定校4校の発表がありました。

横浜翠嵐・柏陽・湘南・厚木の4校が今回の指定となりましたが、残り13校は引き続きエントリー校として指定されています。
(川和・多摩・光陵・横浜平沼・希望ヶ丘・横浜緑ヶ丘・横須賀・鎌倉・茅ヶ崎北陵・平塚江南・小田原・大和・相模原)
学力向上進学指定校とは、“将来の日本や国際社会でのリーダーとして活躍できる高い資質・能力を持った人材を育成する学校”と位置付けられた高校で、以下の実績を上げている学校が指定の対象となります。
・めざす生徒像を見据えて、「主体的、対話的で深い学び」の視点による教科指導等を展開し、高いレベルの思考力・判断力・表現力等の能力の育成を図るため、各学校において達成すべき学力水準を示している。
・県教育委員会が実施する生徒学力調査(2学年)の結果により、高い学力を身に付けさせている。
・生徒の7割以上が在学期間中に、英語検定2級程度以上のレベルを達成し、高い英語力を習得している。
・生徒の探究活動や全国規模の大会等での取組みなど、学校の教育活動全体を通じて、豊かな人間性や社会性を育み、その成果をあげている。

・全県立高校の中で、いわゆる難関と称される大学への現役進学において高い実績をあげている
エントリー校は今後上記のような実績をあげるべく努力していく事になります。
そして、来春31年度入試ですが、入試制度については25年度に大きな改革がありましたので制度自体に大きな変更はないものの複数の高校で内申 : 学力検査の比率の変更や重点化等において修正が図られています。
全日制公立高校の変更点などの内容を教育情報のページにまとめて紹介してあります。

(早稲田育英ゼミナール 読売ランド教室)
2018年8月 1日 20:09