カテゴリ
最近のエントリー
HOME > 塾長ブログ.....思いつくまま そのままに。
塾長ブログ.....思いつくまま そのままに。
大学入試が変わる(その2)高大接続の改革
これに先がけ先週の土日(11月10日・11日)の2日間に渡って試行調査のためのプレテストが実施されました。

全国528の会場で8万4000人の高校2、3年生が本番さながらに新しい形式のテストに挑みました。
2年後に迫った本番実施に備え大学入試として使う際の課題をあぶり出す大事なプレテストです。
マークシート解答方式の「センター試験」と異なり記述解答問題を導入(国語・数学)、また残るマークシート形式の問題も各教科とも“思考力”“判断力”“表現力”を測る為の問題が出題されます。
◆ 高大接続の大きな改革 ◆
過去の大学入試改革と異なり、高校教育・大学教育とあわせて高大接続の「三位一体」で改革を実施するところが今回の大きなポイントです。
「思考力・判断力・表現力」の強化は以前から重視されてきた課題ですが、「知識偏重型」の大学入試の存在から高校教育自体も実質的に変化していない事から、今回の改革で一気に変えることを目指します。
同時期に高校の学習指導要領も改訂されます。

資料リンク...
≪ 学習指導要領改定スケジュール ≫
≪ 大学入試改革と高校の学習指導内容 ≫
≪ 大学入試が変わる① ≫
(早稲田育英ゼミナール 読売ランド教室)
2018年11月15日 18:35
アクアリウム②

前回のblog「アクアリウム...??」では、いろいろなツッコミをいただきました(笑!)
塾長ブログのサブタイトル「役に立つ有益なお話しや 役に立たないおもしろい話」
まんまなもので、お許しを m( __ )m
若干説明が必要なボケだったようで、少し説明を...

四角い枠におさまった色違いの3台のアクアが、あたかも水槽の中に並んだ水族館(アクアリウム)のカワイイ魚たちのように見えてしまったのは私だけかも知れませんが...車名もアクア(水)ですし。
...しかしそこは、モータープール(駐車場)でした。
と言うオチで (>_<)
英語の勉強に、なったかならないか?
ツッコミOK!の役に立たないオモロイ話でした、しつれい m(__)m
(早稲田育英ゼミナール 読売ランド教室)
2018年10月31日 21:08
アクアリウム ??

いえいえ モータープールです

(早稲田育英ゼミナール 読売ランド教室)
2018年10月12日 17:35
大学入試改革と高校の学習指導内容の変化(その2)

新たに「理数」教科が新設されます。

科目の構成が全面的に刷新されます。
重点的な指導項目として「言語能力の確実な育成」をあげています。
必修科目となる
○現代の国語…実社会・実生活に生きて働く国語の能力の育成

それぞれ2単位ですが、国語総合が「2単位まで減可」となっていますので、上記2科目が増となるも可能性もあります。
【地理・歴史】
上表のように従来はそれぞれの科目Aのみ必履修だったものを「地理総合」・「歴史総合」として必履修科目とする。
日本史・世界史が統合されます。
世界との結び付きがさらに強くなる情勢の中、歴史総合においては18世紀以降の日本と世界の動向を関連づけて学びます。
【公民】
新たに「公共」が新設され必履修科目となります。
科目新設の目的は、選挙権年齢が引き下げられ高校生への主権者教育の重要性が増していること、安全保障や国家主権など現代社会の課題を多目的に考察・解決する力を育成する為とされます。
これまでの“現代社会”“倫理”“政治・経済”の一部の内容も引き継ぎます。

【数学】
「数学C」の復活(以前のものとは単元構成が異なる)
現行の数Ⅲに含まれる“平面上の曲線と複素数平面”が数Cに移動する。
現行数Bの“ベクトル”が数Cに移動、これにより単位数も変更となります。
【英語】

「英語コミュニケーション」と「論理・表現」の2本柱で構成されます。
低いとされる日本人の英語力を総合的に向上させる事を目的とし、基本の聞く話すのコミュニケーション力を養う「英語コミュニケーション」と、スピーチ・プレゼンテーションなどのアウトプットを重視した言語活動の向上を目的とした「論理・表現」の2部構成。
文科省は高校卒業までに学ぶべき語彙数の目標を現行の3000語程度から、4000~5000語程度に拡大としています。
【理数】

教育的成果の大きかったSSH(スーパーサイエンススクール)での学習を一般の高校でも取り組めるよう教科として新設。
理数探求…生徒が自分たちで協働的に研究を進め論文の形にまとめ発表する。
大学入試制度改革と高校の学習指導内容の変化(その1)
資料.... ≪学習指導要領改定スケジュール≫
(早稲田育英ゼミナール 読売ランド教室)
2018年10月 3日 19:49
最近の気になるニュース『 学校の成績評価 』
リンク...《 学習指導要領改定スケジュール 》
学校の現場での今後の成績の評価のあり方について、中央教育審議会のワーキンググループが次のような内容を議論しているという記事でした。
学習指導要領の改訂にあわせて、教科ごとに数値評価する「評定」を無くすべきかどうかという議論です。
「評定」は現在、文科省の指導で小学校では3段階(中高学年)、中学校と高校では5段階の成績とし各生徒を評価しています。
学期末・学年末に渡される例のアレ(通知表)です。

この5段階(中高)の数値で表す「評定」をなくし、現在は評定の前段階(評定を決める材料としている)のA.B.Cで表す「観点別評価」だけにすべきだと言う意見です。
この5段階評価も以前は相対評価だったものを2002年度からは絶対評価とし、生徒に渡される通知表だけでなく受験時の内申書の元となるものですので、「評定」が廃止されれば評価する現場への影響だけでなく中高受験の入試制度へも大きな影響を与える事でしょう。
また、観点評価だけにする事は評価する側の教師がいま以上に客観的に生徒を見る目を養うこと、そして全員が同一の尺度で評価できる態勢を構築しどう現場を教育するかが大きな課題です。

ワーキンググループは年内に結論を出し、それを受けた文科省は年度内にも各教育委員会等に通知する方針と言われています。
(早稲田育英ゼミナール 読売ランド教室)
2018年9月25日 21:43