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塾長ブログ.....思いつくまま そのままに。
カッシーニの偉業
午後7時半頃に大気層に突入、時速12万km以上の速度で落下し、約14億キロ離れた地球に電波が届くまで83分かかることから午後8時55分頃に電波が途絶えた。
1997年に打ち上げられたカッ
当初の予定では2008年に任務を終える予定でしたが、その丈夫な身体をもってして2度に渡り任務を延長し貴重なデータを地球に送り続けました。
20年の探査期間で土星を294周し45万枚にも及ぶ写真を撮影しました。
謎が多い「土星の輪」の成り立ちや衛星「タイタン」と「エンセラダス」に生命が存在する可能性を突き止める等 多くの功績を上げたのです。
任務が終えるその時まで大きな故障知らずで、放射線に長年耐えたその技術も確かなものでした。
2009年には、JAXA(宇宙航空研究開発機構)が打ち上げた月軌道周回衛星「かぐや」が科学的に高い価値のあるたくさんのデータを地球に送り続けた末に、任務を全うし月面に計画落下しました。
blog「かぐや」の運命をご参照ください
一時有名になった小惑星探査船「はやぶさ」やこうした数々の宇宙探査船が貴重なデータを収集し、地球の起源や宇宙の不思議を解き明かし活躍しています。
私たちは新聞の記事などで知るのですが、地球を出発した無人宇宙船が、今もどこかの星に向かって長い旅を続けている頃です。
38度線の向うの金○恩さんも、ロケットを飛ばせる高い技術力を、全世界そして人類の幸福のために使ったらいかがでしょうか。
(早稲田育英ゼミナール 読売ランド教室)
2017年9月22日 23:11




今世紀末には台風の大きさが2割大きくなる... !?
以前スーパーコンピューター「京(けい)」のことを書きました。
参照・以前のブログ「京」
その「京」がはじき出した計算です。
地球の温暖化が今の推移で進むと、今世紀末には現在よりも2割大きくなる可能性があるという事です。
海洋研究開発機構や東京大学の研究室がスーパーコンピューター「京」を使って試算した結果が先週アメリカの専門誌に掲載されました。
その内容は、温暖化で
これにより台風を構成する雲が巨大化、雲が出来る時に生じる熱で空気が膨張する体積も増えるため気圧が下がり、強い風が吹く範囲が広がるという事だそうです。
945ヘクトパスカル以下の強い台風では風速12m以上の強い風が吹く範囲は23%増えると言う計算結果が出ています。
そんな先の話しでなくとも、先週カリブ海からアメリカ南岸を襲った規模の大きなハリケーンは各地に多大な被害をもたらし、今週は進路を東に変えた台風18号が940ヘクトパスカル台の勢力を保ちながら日本を縦断しようとしています。
公害がひどい北京市の実情、パリ協定から離脱したアメリカ…自国の利益の為だけの発想ではなく、世界が協力し温室効果ガスの排出を少しでも防ぎ、美しい地球を後世に引き継ぐためにも… 習さんもトランプさんも宜しくおねがいしますネ。
(早稲田育英ゼミナール 読売ランド教室)
2017年9月16日 01:17




志望校を選択するにあたって(その3)
定員8,000人以上の大規模私立大学では、合格者数が減っています。
それは何故か …. 政府の地方創生政策の一環として、大都市圏の大規模私立大学への学生の集中を抑制する為、2016年度から定員8,000人以上の大学に対して私立大学経常費補助金を不交付にするという措置が取られ始めたためです。
2017年には定員の1.2倍以上入学させると全額不交付という措置が取られました。
年度毎に段階的に厳しい内容となり、2018年には1.1倍以上で不交付。
2019年には定員超過分の補助金減額という措置が取られます。
2017年度入試では、首都圏の大規模私立大学の合格者は昨年に対して10%ほどの合格者数減少となっています。
一般入試総志願者数の増加という状況はあるとしても合格倍率は上がり、以前に比べ厳しい入試となったと言えます。
しかしその内容(内訳)を見てみると、一般入試の合格者数は大きな減となっていますが、センター方式での合格者数は微減、一方で推薦やAO入試に関しては逆に増となっている大学もあります。
また昨日の(その2)でも書いたように学力検査のみによる入学試験だけでなく、国公立を含めた各大学で推薦入試やAO入試といった多様な形態の切り口から個人の潜在的な才能を発掘・開花させる為の色々な入り口を採用する学校が増えています。
センター入試も2020年から改変されます。
高校の教育内容とリンクした新しい形の入学者選考も文科省や知識人が議論している最中です。
以前にも書いたように小中高・大学も含めて学校教育は社会に出てひとり立ちする為の準備機関です。
我々学習塾も将来の立派な社会人をつくる一助となれる存在であるために努力していきます。
(早稲田育英ゼミナール 読売ランド教室)
2017年9月15日 18:50




志望校を選択するにあたって(その2)
その前に…。
一般的に大学を卒業すると社会人として自立しなければなりません。
大学院に進学し研究者として活躍する人もいると思いますが、いずれにせよ卒業すれば今までの学びあるいは研究を生かし学生から社会人として独り立ちしなければなりません。
そこで、その入り口 高3大学受験生の志望校の選択ですが、「大学を選ぶのではなく学部・学科を選べ」….です。
みんな大学の名前を口にします。
当たり前のようですが、将来の自分が自立する為の学びができる学部・学科があるかどうかが第一の選択肢です。
大学を選ぶのではなく、将来の希望職種につく為に最適な学び舎を選ぶのです。
大学とは、高校までの主に一般教養を学ぶ学校とは違い、社会に出た時に第一線で活躍できる専門的な知識や技能を修得、あるいは研究する場所であると私は思います。
何となく大学へ行く時代は終わりました。
昨今の企業はすぐに活躍できる(企業の業績に貢献する)即戦力の人材を求めています。
終身雇用はひと昔前の話しで、まっさらな人材を企業自らが入社後に一から育て、社員は一生かかって会社に奉公する時代ではありません。
また転職も自由です。
日本には、伝統的な職人技を何十年もかかって習得する「匠」の世界は存在します。
一人前になった職人業や職人芸を持つ人材がまた次の世代に技を伝承するこの世界は無くしてはいけない貴重な存在です。
「匠」の世界はこの先も欠くことの出来ない特殊な世界ですが、一般的な企業は前述の通りです。
是非とも将来の自立に役立つスペシャルな学びや研究ができる学校を選んで下さい。
高校から大学にかけての学校の在り方が変わろうとしています。
“共通一次試験”から始まった“大学入試センター試験”は2019年で終了し、2020年から新しい試験方式の“大学入学希望者学力評価テスト”に改変されます。
また、型にはまった学力検査だけではなく、近年は推薦入試やAO入試といった形態の入学者選抜方式も国公立を含めたさまざまな大学でその比率を高めています。
前述のように大学(の勉強)とは、義務教育~高校までに学んだ一般教養をベースにし専門分野(自分の得意な、或いは好きな分野)に特化し、それを奥行き深く勉強(研究)し、即戦力として社会の第一線に出る為の機関であるべきだと私は思っています。
人間 好きなもの興味のあるものは深く追求できるアンテナを持っています。
実際にゼミや研究室では企業とのコラボレーションや新しいビジネスモデルの構築も大学の研究から創出されています。
今や選り好みさえしなければ誰もが大学に行ける時代です。
名前などに拘らず高校3年間で自身の進む方向をしっかりと捉え、将来に活かせる Good な道を選んでください。
(早稲田育英ゼミナール 読売ランド教室)
2017年9月14日 18:44




志望校を選択するにあたって(その1)
志望校を絞り込む時期ですが、志望校の選択について日頃から私がそれぞれの受験生(高校受験生・大学受験生)に話していることを少し書いてみたいと思います。
そういう生徒には当たり前ではありますが、目指すべき職業の基礎を学べるカリキュラムのある学校を選ぶよう薦めます。
例えば、芸術系(美術・音楽等)のコースがある学校だったり看護課や福祉課 或いは工業・商業・農業それぞれの専門高校もあります、また普通科でも理数系に特色のある学校であったりその子の将来の希望が決まっていれば選択できる学校はちゃんと存在します。
しかし、中学生の時点ではまだまだ将来の選択は曖昧です。
そんな大部分の生徒は「高校3年間で将来の自分を見付けること。」….です。
大学進学を含め実質的には2年弱である程度の道筋を決める必要はありますが、まだ時間はあります。
普通科の中でも選択肢はあります。
近年は公立高校の普通科でも学校ごとに特徴づけをしています。
前述のように理数分野を学校全体の特色として打ち出す高校や国際系の特色を打ち出す高校、あるいは芸術志向の普通科高校というように。
特に神奈川県では昨年度からは始まった「公立高校再編計画」の柱のひとつに「生徒の多様性を尊重し、個性や能力を伸ばす、質の高い教育の充実」を掲げています。
普通科に進むにあたっても中学時代に興味のある分野であったり得意だった科目、あるいは成績の良かった教科なども目安となるかも知れません。
あとは今の自分とこれから(入試まで)の進捗度合い(内申・学力)を照らし合わせて実力で突破できる高校の選択です。
当教室では現状の成績と模試の結果、そして多くの蓄積データから根拠となる数字を提示し目標となる高校を科学的に搾り出します。
そして日々
内申点を上げる日々の努力や今後複数回実施する模試の結果が目標値を上回れば、志望校の上方修正をします。
2期制の学校は10月に前期の成績が出ますが、まだ3学年の最終内申が出たわけではありません。
公立高校入試は、中学の「内申点」・入試日当日の「学力検査」・「面接」の総合評価の共通選抜方式です。
内申を上げるのは今しかありません、12月の最終評定が出るまでは、まずは内申を上げる努力です。
神奈川県公立高校入学者選抜制度の内容は、こちらをご覧ください。
< 参考 >
■ 神奈川県公立高校再編計画 改革の柱
2. 魅力ある学校づくりを一層推進する学校経営力の向上
3. 少子化社会の中で生徒に望ましい教育を推進する県立高校の再編・統合
神奈川県教委より2016年度からの10年計画の第一期として2020年度までの教育内容の取り組みや再編・改変が示されました。
詳細は、こちらをご覧ください。
小学校から中学校あるいは高校までも含めての学校生活は、広く一般教養を学び将来の自立を考える時までに自身で選べる選択肢を数多く持つのが大きな目的です。
やって良い事 悪い事、挨拶や人間関係の構築方法なども知らずに学んで来たはずです。
高校受験について書いてきましたが、大学受験の志望校選択は高校受験とはまた違ってきます。
それでは大学は….。
いつもながら文章が長くなってきたので、次回書きます。
(早稲田育英ゼミナール 読売ランド教室)
2017年9月13日 20:27

























