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塾長ブログ.....思いつくまま そのままに。

やっと秋...? そして受験生の秋です。

近所の木々もすこしづつ色づき始め、やっと秋の気配が感じられるようになりました。
日中はまだ暑い日もありますが、朝晩はだいぶ涼しくなり日較差が大きい時期でもあります。

2024紅葉①.jpg日較差...1日のうちの最高気温と最低気温の温度差

季節の変わり目は体調管理に気を付けましょう。
特に受験生はアクセルを踏み込む時期です、受験本番に向け体調を万全に整えていきましょう。

塾での学習も夏頃までは内申対策と弱点補強の相対的な学力アップの学習をしてきました。
言うなれば凸凹の凹の部分を埋めるレベルアップ学習です。

思考表現力.jpg
力がついて来たところで、ここからは過去問を中心に入試問題傾向対策、テクニック編に入っていきます。
さぁ来春の入試本番に照準を合わせてエンジン全開、志望校を目指して...ガンバレ受験生 !!
培って来たみんなのチカラに期待してるょgood


2024紅葉②.jpg


HAPPY HALLOWEEN ! & 全県模試

 
ハロウィン.jpg今年はちょっと節約モードのハロウィンです m(_ _)m
生徒達へのささやかな HALLOWEEN !!
さぁ次は冬期講習で頑張るクリスマスには豪華なプレゼントになるかなぁ ??

2024ハロウィン.jpg
そして今日は中3生が受験する第5回神奈川全県模試。
当教室は全県模試の準会場です。

2024.10.26全県模試.jpg昨日には神奈川県教育委員会から高校別の募集定員も発表されました。
来月には三者面談を実施します。模試の結果だけでなく色々なデータによる個別のシミュレーションを行い志望校&併願校の絞り込みです。

ゴールを目指し中3生は いよいよ忙しくなってきたゾー!
ガンバレ受験生 !!






学力テスト


近隣の学校は今週の火曜日から授業が始まっていますが、塾では今日が夏期講習最終日 夏の締めくくりの学力テストの日です。
先週は中3生の神奈川全県模試を実施しましたが、今日は小5生~中2生が受験する学力テストです。

2025.8月学力テスト.jpg
夏休み中に夏期講習でがんばった学習成果を今日のテストに集中 punch
“学力テスト”は全国規模のテストですので全国順位も出ます。

テストはただ受けて結果を見るだけでなく、次の授業時間に今回のテストの内容ヒント.jpgの解説を行います、解らなかったところ理解不足だったところをジックリと解るまで指導していきます。

今回の結果に一喜一憂するのではなく、理解不足の部分や解らなかったところを発見し次の結果に繋げる為のテストでもあります。

そして、来週は各中学校で前期期末テストが実施されます。
夏期講習後半は、テスト範囲の復習と理解を深める対策授業を行ってきました。

みんなガンバっ !!




格差が広がる高校生(2)

前回は高校の事ばかり書いてきましたが、これは高校だけの問題ではないのです。


学校5.jpg小中学校までは義務教育です。
各学年順を追って自動的に進級します、留年はありません。

学習指導要領の改定ごとに教科書も厚くなり、学習すべきことが増えています。
学校の先生は授業計画に沿って授業を進めます、先生は正しいことを言っているので、生徒たちは「分かった解った」と思っているうちにどんどん進んで行ってしまいます。
特に定期テスト直前はかなり駆け足の授業となる学校もあります。


数学授業.jpg
1回教わっただけで本当に理解している子は何人いるでしょう。
どこかで躓いてその単元が解らないまま進級してしまうと、次の学習内容がもっと分からないと言う事例はよくあります。

例えば中学1年生の内容の「正負の数」が理解できていないまま中学3年生になってしまった子、be動詞一般動詞の区分活用が解らず3年生になってしまった子。

学校での中学3年生の授業は3年生で学ぶべき内容です、前学年の躓き部分をそのままに3年生になってしまった子に3年生の授業は分かる筈もなく、つまらない授業時間を延々と過ごし「早く授業終わらないかなぁ」となるのです。
勉強=苦痛 となってしまいます。


(x_x).jpg学習意欲が低下し、勉強が嫌いになってしまった生徒は、受験勉強も程々にとりあえず「選り好みしないでも入れる高校」へと集まっていくのです。

そのツケを作ってしまった小中学校ですが、その先生たちも大変です。
40人弱の生徒を相手に指導し一人ひとりの生徒その全員の理解を達成させる事は難しいでしょう。

塾に通えば良いという問題でもありません、そこには経済的な負担も生じます。
また高校受験生でも中3の後期から駆け込みで塾に通う子もいますが、基礎から指導する事もままならず、テクニック面の対策だけで志望校に押し込んでも、本当の実力は伴っていません。



授業イラスト.jpg

すぐには出来ない事かも知れませんが、少人数クラスの編成、多くの教員数の確保、教員の指導レベルの向上等々、いま取り組まないと将来の日本は危ないです。

年々広がりを見せる高校の格差のことを書きましたが、低偏差値高校そのものの改革以前に義務教育部分の改革 “分からない分野を最低限理解できるまで丁寧に教える” 、そして学ぶことの意味や将来の社会的貢献を解ってもらう教育ができる学校現場となる事を願ってやみません。


文部科学省.jpg

格差が広がる高校生(1)















格差が広がる高校生(1)

神奈川県内の中学生の高校進学率は今や99%を越える統計データが県教委から発表されています。

学校6.jpgしかし、その進学先の高校において大きな格差が生じているという現実があります。
いろいろな資料を見ての通り偏差値による高校間の序列が形成されている為、高偏差値の高校と低偏差値の高校では学習状況に大きな隔たりが生じています。

高校進学率R3.jpgまず、神奈川県においても高校別の受験倍率において上位校と下位校では大きな差があります。
令和6年度入試を見ても2倍近い倍率が出ている上位校群に対し、倍率の立たない(募集定員に満たない)学校が多数存在し二次募集で定員を確保、或いは二次募集でも定員を満たす事が出来ず定員割れ状態で新年度を始める高校も複数存在します。
このように “選り好みしなければ誰でも高校進学ができてしまう” 時代です。

《 神奈川県公立高校偏差値ランク表 》
http://www.wase19-land.com/information/2024/05/entry_1463/



上位校には学習意欲も高く、学力の高い生徒が集まります。
一方下位校には神奈川県中から学力だけでなく知的好奇心を持たない意欲の低い子が集まります。

知的好奇心を持たない子は、努力なく今 面白いこと、感覚的・瞬間的に面白い事にしか興味がなく、苦労して分かる楽しさや深く探求する面白さが分からず、勉強は出来れば避けて通りたい面白くないもののナンバーワンとして育ってきてしまった子たちです。

女生徒②.jpg※知的好奇心
物事に興味や関心を抱いた上で「もっと深く知りたい」と思う気持ち


学問だけ勉強しろと言っているわけではありません。
いろいろな事に首を突っ込み興味を持ち学ぶ、探求する事で視野が広がりそれが結果的に将来の職業選択の選択肢を広げる事へと繋がる訳です。
まだまだ高校生と言ってしまっては、その子の将来を見捨てることになります。

ここまで高校の事を書いてきましたが、問題は高校のみに非ずです。

算数.jpg少し長くなってきたので、つづきは次回書きます。



格差が広がる高校生(2)





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