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塾長ブログ.....思いつくまま そのままに。

今日から"夏期講習"

当塾では今日から「夏期講習」が始まりました。
 
講習会で学習する意義は前回 冬期講習の時にも書きましたが、学校がお休みとなり学校での授業が進まない時、その時こそまとめて振り返り学習をするチャンスなんです。

夏期講習初日②.jpg
特に長い夏休みは現学年の内容だけでなく、前学年の
既習単元の理解不足な内容も一気に理解度を高め......言うなれば知識の凸凹の凹の部分を埋めて、“せぇーの” で一段も二段もステップアップするチャンスなのです。
 
そして、ここで復習をしておく事、分からなかった所・もっと理解を深めておくべき所をもう一度学習する事が夏休み明けの期末テストの結果、そして学年の成績表の結果にも繋がってくるのです。


長い夏休みも何もせずボーッとしてるとすぐに終わっちゃいます、8月の終盤になって焦って宿題に追われることのないように今から計画的に学習しましょう。



授業中.jpg 中3生も、川崎市の場合は秋の大会まで部活から引退できないと言う事情はあっても、この夏からいよいよ受験モードに入ります。
1.2年生単元の総復習と同時に、既に入試過去問に取り組んでいる子もいます。

秋からは、実際の入試での点数獲得対策・テクニック面に入りますが、過去問を繰り返し解いたり難解な問題に挑むためにも、ベースになる基本の知識を再学習しておく、そして凹を凸に変える大事な夏休みです。



  以前 blog 『知識は、入れたり出したり』でお話ししたように、一度は知識として吸した事も時が経つ間に頭の引き出しの奥の方にしまい込まれて、解かったつもりになっているだけだと いざと言う時にすぐ使える状態にはなっていないという事です。

いつでもパッと出て来る“使える状態”にしておくことが大事なのです。good②.jpg

だから、学校がお休みでまとまった学習時間の取れるこの機会に集中的に復習する夏休みよう sign03




地球の不思議② 『23時間56分4秒』の不思議

1日が24時間というのは誰でも知っている事ですが…。
知っている人は知っている、1日が23時間56分4秒だという話し。

1日が24時間というのも正しいし、23時間56分4秒というのも どちらも正解です。

ではなぜ正解が2つあるのでしょう。
地球は自転と同時に太陽の周りを公転しています。
自転と同時に公転している その事こそが事態を紛らわしくしているんです。


地球の公転が大きく関わっていると書きましたが、まず自転の事を考えましょう。
普通に考えると自転1回転(360度)の時間が24時間のはずですが….。


太陽×富士山.bmp
我々が住む地球上では太陽が大きく関わる1日を過ごしています。

昼と夜があり、太陽が昇る夜明け・朝から一般的には1日の生活が始まります。学校に登校するのもこの時間ですね。
太陽が真南に昇る南中の時間が正午で昼食どきです。
そして夕方 部活も終えて家に帰る頃には日も沈み夜を迎えます。
昼と夜がワンセットで1日ですね。

地軸が傾いているので日の出・日の入りの時(とき)は季節によって違いますが、南中(正午)はいつも一緒です。

南中の時から夜を一度越えて次の南中の時までが1日です。(当たり前のようですが…。)
そして、1日は24時間です。
正午とは南中する時間、太陽がその国の標準子午線に来たときを基準としています。



この南中から次の南中までの時間が24時間です。
 
ところで…..図を見て分かるように
南中した時には既に1回転を越えてしまっています、逆に1回転した時点ではまだ1日になっていないという事です。
地球は自転と同時に公転しているので、このような事が起きています。
 地球の1日.jpgのサムネイル画像
南中する前に地球は既に自転を1回転してしまっているのです。
南中(正午)から次の日の南中(正午)までが24時間、そして地球が1回転・360° 回る時間が23時間56分4秒 という訳です。
 



地球の自転の1日の単位を南中(正午)から次の南中(正午)まで、これを24時間としたわけですが......
またまた紛らわしいのが、今度は公転の周期が実は365日と5時間48分46秒であるという事。

そこで、このはみ出し分を修正するための閏年(うるう年)が4年に一度存在し、それでも賄えないズレの調整をする閏秒なんてのもあります。
 
それでもまだまだ正確にはズレが直せないのが地球の・宇宙の不思議で、1年に1日だけ24時間を増やす閏年もずっと4年に1度ではないのです。
 
西暦年が4で割り切れる年は閏年ですが、西暦年が100で割り切れる年は平年(365日)となります。
ただし、西暦年が400で割り切れる年は閏年なのです。
 
東京オリンピック・パラリンピックが開催される2020年は閏年ですが、もっと先の2100年は閏年ではない平年です。
 
???だらけになりそうですが。
天体の動きは人間の想像の枠を超えたさらにその先にあるようです。
SCHOOL.bmp
 


地球上に暮らす我々人間は、日々活動している地面が時速1,600kmと言うとんでもない速度(赤道上の地表面の回転速度)で回って(自転して)いる事など全く気付かずに毎日の生活を送っているのです。
 
地球の不思議???のお話でした…。



地球の不思議 その①は、こちら

神奈川県公立高校 来春の入試日程発表

昨日 神奈川県公立高校 29年度入学者選抜日程が発表されました。

平成25年度の入試制度改革から5年目の入試となります。
当初は若干の混乱もありましたが、年ごとに適正な修正を加えながら5回目を迎えます。
初年度と比べると、“内申” 対 “ 学力検査” のS値算出の比率が大きく変化した高校もあります。

学力検査の教科別平均点格差も今年度入試でだいぶ改善されてきたようで、5年目を迎えて新制度も定着し落ち着いてきた様子です。
とは言っても入試問題そのものは、制度改革以前より難度は上がり、単純な詰め込み知識だけではなく本当の学力を問う内容へと更に移行して来ています。

また過日 県から発表された“公立高校再編計画”では時代・時流に即した改変や統廃合が長中期で実施されていきます。

発表された日程の詳細は、こちらの教育情報のページをご覧下さい。
第一期の再編計画はこちらのページ

学校.jpgのサムネイル画像


今日は夏至の日...地球の不思議"理科の知識"

今日は夏至です。

夏至の日は昼の長さが1年のうちで一番長い日、というのは誰もが知っている事ですが、天文学的には夏至の日は年に1度だけ太陽が北回帰線の上を通過する(折り返す)日です。

太陽は、ずっと赤道の上に居座っているのではなく、1年という長い周期で北回帰線と南回帰線のあいだを行ったり来たりしています。
 
実際には太陽が動いているのではなく、地球が地軸を傾けた状態で太陽の周りを回っている事により北回帰線と南回帰線の間を1年かけて太陽が移動するかのように見えるわけです。
地球が傾いているからこそ中緯度に位置する日本に春・夏・秋・冬の四季が訪れるという事です。
(地軸の傾きは、公転軌道垂直面に対して23.4°です)
 天体模式図①.jpg自作のヘタな図ですが、文章よりも図で理解した方が早いので参考にしてください。
下図は日本の冬至近辺の時期の地球です。

天体模式図②.jpg
今日 北半球に位置する日本では夏至の日を迎えていますが、逆に南半球では今日は冬至です。
そう北半球が夏の間は南半球では冬なんです。
日本が夏の季節の時、南半球の国々は冬です。
今年オリンピック・パラリンピックが行われるリオデジャネイロは今 秋から冬に向かっている時期です。
 
また、太陽が北回帰線近くにいる時(夏至の前後)は北極圏(北緯66.6°以北)では1日中 日が沈まない「白夜」となります。
北欧の国々の一部などでは、6月の中旬頃から7月の初旬頃まで、夜になっても日が沈まず明るいままの百夜が続いています。
 
逆に冬至の時期前後は昼間でも夜が明けない「極夜」が続きます。
この極夜の時期はオーロラが最も綺麗に長く見られる時期と言われています。
 
北半球が寒い冬の時期には南半球では夏ですから、ブラジルやオーストラリアでは真夏に12月25日のクリスマスを迎える事になります。
水着姿のサンタクロースがビーチに現れる映像をテレビ等で見たことのある人もいるでしょう。
 
 
地球って不思議ですね。
地球が傾いた状態で1年かけて太陽の周りを回っているので、このような事が起こるわけですが、これは天文学の基本ですし天体の動きや位置関係は高校入試にも出る内容なので、よく覚えておきましょう。
 
 
地球の不思議….次は、もっとマニアックな事象を書いてみたいと思います。
お楽しみに….。

鳥越神社の例大祭


鳥越神社のお祭りに行って来ました。

鳥越祭り③.jpg昔は当人も神輿を担いでいた と言う町内に住む友人の誘いにのって、初めて江戸の祭りの迫力に触れて来ました。

写真は「お化け神輿」とも呼ばれる千貫神輿です。
この本社宮神輿は台輪幅4尺3寸江戸最大級の元祖“千貫神輿”だそうです。
実際に4トンもの重量があるそうで、2日目に選ばれた氏子のみで担ぐという事です。

鳥越祭り.jpg
農村部では秋の収穫に感謝する秋祭りが多いようですが、江
戸の祭りは夏祭りです。
初夏5月の浅草三社祭りに始まり6月は山王祭り、そしてこの
鳥越神社のお祭りと東京の下町は賑やかです。

鳥越祭り④.jpg当日は蔵前橋通りを通行止めにして十数基の神輿が練り歩きます。
大通りだけでなく各町内の狭い道も車をシャットアウトし練り歩くので、広い範囲で迫力のある神輿の姿を見る事ができます。

鳥越祭り②.jpg夕方の宮入には、狭い境内に掛け声と共に複数の神輿が進入し大変な熱気に包まれます。
威勢のいい掛け声に大きく身を揺らす金色に輝く神輿の姿、そして熱気を帯びた担ぎ手の迫力は身近で見る者を圧倒します。

鳥越神社の大祭の歴史は古く、白雉2年(西暦651年)、日本武尊(やまとたけるのみこと)を祀って白鳥神社(当時の地名)と称したことに始まるとされ、 “前九年の役”のおり源義家がこの地を訪れ鳥越大明神と改めたと伝えられています。
1300年以上の歴史ある大きなお祭りです。


鳥越祭り⑥.jpg
一年中いろいろな記念日がある現代とは違い、昔のお祭りは年に一度の一大イベントです。
昔の人は、本当に貴重な1年に1度やってくるこの日を盛大に祝うために、1年を通して頑張って汗水ながして仕事に精を出したと聞きます。
そしてこの年に1度の大イベントに全精力を注ぎ込むのです。
今でも かの国では有名な話ですが、リオのカーニバルその日の為に1年を通して頑張って働くというのはよく聞く話しです。


 
そう そして、来年2月の入試日に喜びの結果を出すために、この1年を頑張って勉強に励んでいる中3生たちがウチにもいます。
まだまだエンジンが掛からずイマイチ受験モードに入り切れていない子もいますが、上位校を狙っている子は既に危機感を持って日々学習しています。
 
生徒によって性格も様々、そして目標とする学校もそれぞれ違います。
一概に同一の学習法ではありません。

女生徒③.jpg現状の学力・成績(内申)と狙う学校のレベルの違いにより獲得すべき点数が違うわけで、どの問題で何点とって合算すると何点で圏内という分析の元に的を射た学習を個別にしていきます。
 
しかし、そう言う具体的戦略的な学習は秋から本格的にやるとして、今はまず内申を上げることに
注力します。
(神奈川県公立高校の入試制度の概要はこちら)
 
来週は、各中学校の前期中間テストです。
1点でも多く点数を取れるよう、今日もみんな頑張ってます。
 
 
いつもの事ですが、お祭りから話題がそれて塾の話しになっちゃいました<(__)>
いつもの脱線blogにお付き合いありがとうございました。


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