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塾長ブログ.....思いつくまま そのままに。

中間テスト対策

H28中間テスト.jpg当教室近隣の中学校では6月中旬に中間テストが実施されます。

各中学校から“テスト範囲表”が配られるのはテスト1週間前ですが、当塾ではテスト2週間程前から、想定されるテスト範囲の復習&予想問題による演習を行います。

通常コマに『授業料無料』でテスト対策の補講を入れたりもして、テストの点数に反映するよう指導しています。
学校の成績はテストの点数が全てではないと以前のブログで書きましたが、それでも点数が取れないより、良い点数が取れるに越した事はありません。

そして仕上げとして中間テスト直前の土曜日を使って中学生全員を集めてテスト対策授業を行います。
もちろん『授業料無料』で行っています。
今回は、6月18日に行います。


どこの塾でも学校の定期テスト前は通常授業の時間にテスト対策は行っていると思います、しかしそれにプラスして授業時間数を増やした対策授業をオプションで選択すると授業料が請求されるのは他の塾の常です。

当教室は塾長が勝手に生徒を呼んで勝手に対策授業をやっているので授業料はいただきません。
生徒がテストで1点でも多くの点数を取ってもらいたい、その喜ぶ顔が見たい、お母さんの笑顔も見たいから・・・なのです。

勝手にやってる授業だから土曜日の特別授業は自由参加です、でも皆んな積極的に授業を受けにやって来ます。

テスト前の土曜日に実施する“テスト対策授業”は、誰でも参加O.K.にしています
成績UP.jpg
塾生がお友達を誘って連れて来てもO.K.、当塾に通っていない子、塾生以外の
生徒もすべて受け入れています。
でも人数に限り(教室のキャパ...小さな教室ですので)があるので塾生以外は予約制にさせていただいています。


さぁ 6月は新学年最初の定期テストです。
頑張った成果を良い結果として出してくれる事を願ってます。

5年ぶりに増加 !

昨年の出生数が5年ぶりに増加に転じたと厚生労働省が発表しました。
 
家族.jpg
2015年の人口動態統計の年間推計で、昨年1年間に国内で生まれた赤ちゃんの数が過去最低だった前年(2014年)を4千人上回る100万8千人で、5年ぶりに増加に転じたことが分かりました。
 
しかし喜んでばかりいられないのが次の数字で….
昨年の死亡数は2万9千人増の130万2千人と戦後最大を更新し、出生数が死亡数を下回る「自然減」は29万4千人で、前年を2万5千人上回って減少幅は過去最大となった。
自然減は9年連続です。
 
 
一方 総務省が発表したデータですが、2016年1月1日時点で20歳の新成人は121万人で昨年より5万人少ない人数でした。
新成人は前年に(2015年)21年ぶりの増加をみましたが、再び減少に転じています。
新成人が全人口に占める割合は0.95%で2011年以降1%を割り込む数字となっています。
第2次ベビーブーム世代が成人となった後、1995年以降おおむね減少傾向が続いています。
 
国立社会保障・人口問題研究所の推計によると、新成人の数は2025年には110万人を下回ると見
込まれています。
 
 
窓~風.jpgのサムネイル画像
日本の人口が減少の一途をたどっている事はもう何年も前から報じられていることです。
冒頭の昨年の出生数が増加傾向を示したとはいっても、その子達が成人式を迎えるのは20年後である事を考えると、くらしの環境を改善し出生率を上げる対策が政府の旗振りだけでなく、新しいアイデアの
創出と官民上げての対策を急いで行わなければいけないと この数字を見て改めて実感しました。
 
 

みんな頑張ってます !!

今日は、新学年最初の学力テストです。
 
小学生と中学1・2年生は年に4回、全国レベルの学力テストを行っています。
今日は新しい学年の第1回目のテストです。
 2016.5月CT.jpg
今日の内容は、まだ5月中旬という事もあり前学年の既習単元の復習が主体の出題内容です。
 
学校では、4月新学年の始業式から年度初頭の行事が多く、ゴールデンウィークのお休みがあったり、また体育祭の練習も始まっているようで、授業の方はあまり先に進んでいないようです。

塾では、生徒により強弱はありますが(個別指導ですので生徒個々に合わせたカリキュラムで授業を進めています)学校履修単元を先取り学習をしていますが、前学年の復習も並行し理解度を確認しながら進んでいます。
 
特に学力テスト直前の授業は、テスト範囲(今回は前学年の履修単元)の類似問題「事前学習問題」を配りテストの点数にも反映できるよう取り組んでいます。
 

ゴールデンウィーク中も塾ではいつも通り毎日授業を行っていましたが、殆んど欠席する生徒もなく皆元気に勉強していました。
 
いつもの授業も、そして今日のテスト当日もみんな良く頑張ってます !!
 

ヒント.jpg

今日は中学2年生までが対象のテストですが、中3生は今月後半に実施する“神奈川全県模試”をかわきりにいよいよ高校受験を意識した内容へと移って行きます。
 
中3生は今週・来週(学校により別日程)と修学旅行ですが、いい思い出をつくり事故なく帰って来てくれる事と、意識を受験モードに切り替える良いタイミングにして欲しいと思います。

作文の書き方

先日のブログで “作文” について触れました。
昨今の小中学校では、 “作文” を書く・学ぶ・指導する時間がないようです。
 
そこで当教室で指導している「作文の書き方」について少し書いておきたいと思います。
 
作文を書くというと、最初に題材の選択から文の中身について思いめぐらしてしまいますが、まずは文章を書くルール・決まり事から説明して行きます。
パソコンや最近のweb上の入力フォーム等では異なることもありますので、ここでは “原稿用紙” の使い方で説明していきます。
 
■記号の使い方

「  」 … かぎかっこ
・会話の部分や自分の思いを書く部分の前後につける
・引用文・他の文と区別して取り上げる部分、強調したい内容にも使う

『  』 … 二重かぎかっこ
・「 」の中にさらに「 」を使うとき

チェック!.jpg ・書名などを示すとき

(  ) … かっこ
・語句などに注釈をつけるとき  〔例〕2016年(平成28年)
・思ったことを書くとき「 」の代わりに使う

、 。  … 句読点(くとうてん)
「 。 」句点(くてん)
「 、 」読点(とうてん)
句点は文章(文節)の終わりにつける
読点は文の区切りや意味の切れ目につけて文章を読み易くする為に使う

       … 中点・中黒
・単語をいくつか並べて書く時や見出しに使う   〔例〕季節には、春・夏・秋・冬がある。
・日付や時刻などを省略して示すとき

・・・・・ … 文章を途中でやめたり、省略したりするとき
・間をあけるとき  
・会話文などで、無言を表すとき

? ! 疑問符や感嘆符は横書きの文章や基本的に英文などで使う記号なので、
              作文では本文中にはあまり使わない  
 

■文章の書き方、段落の使い方

段落…ひとまとまりの文章の区切り

・ 段落の書き出しは、一マスあけます。
・ 一マスに一文字。符号、句読点も一マス使います。
・ (句点)や(読点)は行の最初に書かないで欄外か最後の一マスに文字と一緒に入れます。
・  ・・・・・は二マス使います。
・ 会話の部分は「 」を、会話の中の会話や書名などには『 』を使います。長い会話文は改行します。
・会話に続く文章は次の行の一番上から書きます。
・漢数字を使います(縦書きの文章)
 

■主題を見つける

主題とは書き手が読み手に最も伝えたい「ことがら」や「考え」「気持ち」のこと。男子.jpg
作文の中心となるもので、これがはっきりしないと文章全体がぼやけ意味不明の作文となってしまいます。
自分が一番書きたい事、読み手に訴えたいことを主題文にし、それを中心に作文の全体を組み立てていきます。
 

■材料を見つける

材料とは、主題を肉づけるもの、文章の内容を形作るもの。
「体験したこと」「見たり、聞いたりしたこと」「考えたり、感じたりしたこと」これらが作文の材料になります。
一つの事柄をいろいろな角度から見つめる・思い起こす事で集めます。
そして主題との関連の強弱で必要な材料だけ残して組み立てていきます。
 

■組み立てと段落分け

主題や意図が読み手に伝わるように、適切な材料を効果的に組み立てていくことが大切です。

★作文の組み立ての基本となる三段型《 序論・本論・結論 》

序論(書き出し)は、読み手に興味を起こさせ本論の話題に引き込ませる部分です。
具体的な表現は、次の本論で述べていきますので、あっさりとしかも簡潔に書く。

本論(本文)は、作文の中心となる部分です。
話題についての具体的な説明、或いは出来事を描写して文章に肉づけを与えていきます。
具体的な表現が必要です。
その時の様子、感じた事などを順序よく詳しく書きます。

結論(結び)は、自分の考えや感想をまとめて文章を締めくくる部分。
どんなことを思ったか、結果的にどうなったかを短くまとめて書きます。
 
★段落分け
文章を読み易く、理解させるためのものです。

・一つの段落は、一つのまとまった内容を持ったものです。

そしてその内容話題が変わるときには改行して新しい段落を立てます。

・話題の転換になるものは次のようなものがあります。
「ことがら」「考え」「時間」「場所」「できごと」など

・材料の配列には「場所の移り方や時の移り方」または「ことがらの原因と結果の関係」のどちらかを基に考えるといいでしょう。
 
※ 一段落をあまり長くとると読み難い文章となります、だらだらと長い文章は読むのにも疲れます、注意しましょう。

 
■表現の工夫  

★書き出し文の工夫


えんぴつ筆記.JPG 作文は書き出しで決まると言われます。
次の点を考慮し工夫します。

①  読み手の興味を引き付け、読み続けたくなる気を起こさせる文。

②  すっきりした素直表現の文。
③  主題への導入になる文。
④  書き出し文の型を考える。
・ 意見や説明から
・ 会話文あるいは著名な言葉からの引用
・ ある場面・情景・人物の描写から
 

★結びの文の工夫

結びは文の締めくくりです、書き出し本文と続いてきた内容とかけ離れたり照応しない内容では、何が言いたい文なのか意味不明になってしまいます。
①  生活的な文、物語的な文章は余韻・余情のあるむすび方が効果的。
②  意見文のような文章は、課題に対する自分の主張をはっきり打ち出すのが望ましい。
③  「全体を要約する結び文」「主題をもう一度強調する結び文」「希望や心構えを語る結び文」などそれぞれの工夫が大切。
 

★ふくみのある文章にする工夫

文章には書き手の人柄や個性がにじみ出るものです。
単に考えだけを述べるのではなく、表現を工夫する事によって味わいのある文章にすることで素晴らしい作文となります。
①  文体(敬体か常態)を統一して文のリズムをつくる。
②  場面や情景を生き生きと描くため「比喩」「擬人法」「倒置法」などの表現技法を使ってみる。
③  「会話文」と「地の文」をはっきりとさせる。
 
 

……と、以上のような事に注意しながら書き上げた作文は、少し時間をおいて読み直して見ましょう。
読み返しいろいろな観点から今一度検討し練り直す(推敲する)ことによってより良い文章となり完成形へと到達します。
 
作文を書く、相手に伝わる文章を書く練習をする事は、記述解答式問題が増えた神奈川県公立高校入試の入試対策に繋がるものでもあります。GOOD.jpg
苦手意識を克服して是非文章(作文)書いて見て下さい。
 
 

字を書く習慣、そして国語力~コミュニケーション

「手書きしない」
昨年度の文部科学省の国語に関する世論調査の結果です。
世間の約3割の人は、日常生活で文字を手書きする機会が「ない」「あまりない」と回答しています。手.jpgのサムネイル画像
 
全世代平均が約30%ですが、学生が含まれる若年層より年齢を増すほど手書きの機会が少ないようです。
一方矛盾するようですが「手書きの習慣を大切にすべきだ」と答えた人は9割を超えていました。
理由は「漢字を正確に身につける事につながる」「手書きには個性が表れる」との答えが目立ちます。
年賀状や挨拶状で、印刷だけのものと一言でも手書きされたものでは、やはり9割近くの人が手書きがいいと答えています。
 
パソコンやケイタイ・スマホが普及し、文章のやり取りに機械を介してしまい、手書きする機会が減っているのが私も含めた世間の現状である事は事実です、残念ですが…。
 
  POINT.jpg
話題は変わりますが、最近小中学校では作文を書く、作文を指導するという授業がないようです。
当教室では他塾でもほとんどやらない“作文添削講座”を行っています。
基本は、課題を与え期限までに提出する宿題形式ですが、国語の授業では書き方(文章のルール)まとめ方の指導を行っていきます。
 
実際今の子は作文を聞くのが嫌いです、しかし課題を与え期限を区切って指導すればやって来ます。
最初はなかなか意味不明の文章ですが、回を重ねる毎にちゃんと自分の思いが人に伝わる文章となってきます。
人(他人)に自分の意思を伝える…これが大事なところで、作文で表現が出来るようになると、会話でもキチンと相手に伝わる話し方が出来るようになります。
  作文.jpgのサムネイル画像
英語・数学は頑張るけど国語は…と言う生徒・保護者が多いのも事実です。
日本人である限り母国語である日本語、それも感性に溢れた美しい日本語をしっかり勉強する環境をつくって上げたいと思っています。
 
国語力が低下するとコミュニケーション能力が低下します。
するとどうなるか
「あいさつがキチンと出来ない」「話し手の内容が理解できない」「日常に使える語彙が少ない」「単語を並べるようにしか話せない(片言のような話し方になる)」など人と人との繋がりがだんだん希薄になってしまいます。
 
そしてコミュニケーション能力が低下すると、自分の感情をうまく言葉で表現出来ないので、子供はもどかしさを感じ結果として最近の象徴的な感情行動「むかつく」「キレる」に繋がります。
 
中学校、遅くとも高校までには社会的なコミュニケーションがとれる人として送り出してあげたいと常々考えています。
ひとたび社会に出れば、自分の意思を正しく相手に伝える“プレゼンテーション能力”そして相手の言葉からキチンと意思を汲み取る理解力が不可欠です。
 大木.jpg
生徒達には「返事ができる」「挨拶ができる」「ありがとうが言える」「他人(ひと)に迷惑をかけない」等々 ヒトの常識として最低限備えるべき事への指導も一例として、学問を教えるだけでなく総合的な指導を行っています。
 
上記4つの行為はコミュニケーションの原点です、悲しいことに最近はこれが出来ない大人がいかに多くなったことか…(ToT)
 

当教室のモットー(私の基本的な考えですが)は、
受験の合格をゴールと考えていません、ホームページ指導方針にも記したように
『 将来 みんなが社会に出た時、頑張れる大人、自立した本当の社会人となれる事を思い描き、その一助となれる教育を実践して行きます。』
 

 こちらも参考にして下さい

「敬語の使い方に思う」
「パソコン・ケイタイの功罪と国語力、そしてコミニュケーション」


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