カテゴリ
最近のエントリー
HOME > 塾長ブログ.....思いつくまま そのままに。
塾長ブログ.....思いつくまま そのままに。
みんな頑張ってます !!
小学生と中学1・2年生は年に4回、全国レベルの学力テストを行っています。
今日は新しい学年の第1回目のテストです。

今日の内容は、まだ5月中旬という事もあり前学年の既習単元の復習が主体の出題内容です。
学校では、4月新学年の始業式から年度初頭の行事が多く、ゴールデンウィークのお休みがあったり、また体育祭の練習も始まっているようで、授業の方はあまり先に進んでいないようです。
塾では、生徒により強弱はありますが(個別指導ですので生徒個々に合わせたカリキュラムで授業を進めています)学校履修単元を先取り学習をしていますが、前学年の復習も並行し理解度を確認しながら進んでいます。
特に学力テスト直前の授業は、テスト範囲(今回は前学年の履修単元)の類似問題「事前学習問題」を配りテストの点数にも反映できるよう取り組んでいます。
ゴールデンウィーク中も塾ではいつも通り毎日授業を行っていましたが、殆んど欠席する生徒もなく皆元気に勉強していました。
いつもの授業も、そして今日のテスト当日もみんな良く頑張ってます !!

今日は中学2年生までが対象のテストですが、中3生は今月後半に実施する“神奈川全県模試”をかわきりにいよいよ高校受験を意識した内容へと移って行きます。
中3生は今週・来週(学校により別日程)と修学旅行ですが、いい思い出をつくり事故なく帰って来てくれる事と、意識を受験モードに切り替える良いタイミングにして欲しいと思います。
(早稲田育英ゼミナール 読売ランド教室)
2016年5月15日 11:40
作文の書き方
昨今の小中学校では、 “作文” を書く・学ぶ・指導する時間がないようです。
そこで当教室で指導している「作文の書き方」について少し書いておきたいと思います。
作文を書くというと、最初に題材の選択から文の中身について思いめぐらしてしまいますが、まずは文章を書くルール・決まり事から説明して行きます。
パソコンや最近のweb上の入力フォーム等では異なることもありますので、ここでは “原稿用紙” の使い方で説明していきます。
■記号の使い方
「 」 … かぎかっこ
・会話の部分や自分の思いを書く部分の前後につける
・引用文・他の文と区別して取り上げる部分、強調したい内容にも使う
『 』 … 二重かぎかっこ
・「 」の中にさらに「 」を使うとき

( ) … かっこ
・語句などに注釈をつけるとき 〔例〕2016年(平成28年)
・思ったことを書くとき「 」の代わりに使う
、 。 … 句読点(くとうてん)
「 。 」句点(くてん)
「 、 」読点(とうてん)
句点は文章(文節)の終わりにつける
読点は文の区切りや意味の切れ目につけて文章を読み易くする為に使う
・ … 中点・中黒
・単語をいくつか並べて書く時や見出しに使う 〔例〕季節には、春・夏・秋・冬がある。
・日付や時刻などを省略して示すとき
・・・・・ … 文章を途中でやめたり、省略したりするとき
・間をあけるとき
・会話文などで、無言を表すとき
? ! 疑問符や感嘆符は横書きの文章や基本的に英文などで使う記号なので、
作文では本文中にはあまり使わない
■文章の書き方、段落の使い方
段落…ひとまとまりの文章の区切り
・ 段落の書き出しは、一マスあけます。
・ 一マスに一文字。符号、句読点も一マス使います。
・ 。(句点)や 、(読点)は行の最初に書かないで欄外か最後の一マスに文字と一緒に入れます。
・ ・・・・・は二マス使います。
・ 会話の部分は「 」を、会話の中の会話や書名などには『 』を使います。長い会話文は改行します。
・会話に続く文章は次の行の一番上から書きます。
・漢数字を使います(縦書きの文章)
■主題を見つける
主題とは書き手が読み手に最も伝えたい「ことがら」や「考え」「気持ち」のこと。

作文の中心となるもので、これがはっきりしないと文章全体がぼやけ意味不明の作文となってしまいます。
自分が一番書きたい事、読み手に訴えたいことを主題文にし、それを中心に作文の全体を組み立てていきます。
■材料を見つける
材料とは、主題を肉づけるもの、文章の内容を形作るもの。
「体験したこと」「見たり、聞いたりしたこと」「考えたり、感じたりしたこと」これらが作文の材料になります。
一つの事柄をいろいろな角度から見つめる・思い起こす事で集めます。
そして主題との関連の強弱で必要な材料だけ残して組み立てていきます。
■組み立てと段落分け
主題や意図が読み手に伝わるように、適切な材料を効果的に組み立てていくことが大切です。
★作文の組み立ての基本となる三段型《 序論・本論・結論 》
・序論(書き出し)は、読み手に興味を起こさせ本論の話題に引き込ませる部分です。
具体的な表現は、次の本論で述べていきますので、あっさりとしかも簡潔に書く。
・本論(本文)は、作文の中心となる部分です。
話題についての具体的な説明、或いは出来事を描写して文章に肉づけを与えていきます。
具体的な表現が必要です。
その時の様子、感じた事などを順序よく詳しく書きます。
・結論(結び)は、自分の考えや感想をまとめて文章を締めくくる部分。
どんなことを思ったか、結果的にどうなったかを短くまとめて書きます。
★段落分け
文章を読み易く、理解させるためのものです。
・一つの段落は、一つのまとまった内容を持ったものです。
・そしてその内容話題が変わるときには改行して新しい段落を立てます。
・話題の転換になるものは次のようなものがあります。
「ことがら」「考え」「時間」「場所」「できごと」など
・材料の配列には「場所の移り方や時の移り方」または「ことがらの原因と結果の関係」のどちらかを基に考えるといいでしょう。
※ 一段落をあまり長くとると読み難い文章となります、だらだらと長い文章は読むのにも疲れます、注意しましょう。
■表現の工夫
★書き出し文の工夫

次の点を考慮し工夫します。
① 読み手の興味を引き付け、読み続けたくなる気を起こさせる文。
② すっきりした素直表現の文。
③ 主題への導入になる文。
④ 書き出し文の型を考える。
・ 意見や説明から
・ 会話文あるいは著名な言葉からの引用
・ ある場面・情景・人物の描写から
★結びの文の工夫
結びは文の締めくくりです、書き出し本文と続いてきた内容とかけ離れたり照応しない内容では、何が言いたい文なのか意味不明になってしまいます。
① 生活的な文、物語的な文章は余韻・余情のあるむすび方が効果的。
② 意見文のような文章は、課題に対する自分の主張をはっきり打ち出すのが望ましい。
③ 「全体を要約する結び文」「主題をもう一度強調する結び文」「希望や心構えを語る結び文」などそれぞれの工夫が大切。
★ふくみのある文章にする工夫
文章には書き手の人柄や個性がにじみ出るものです。
単に考えだけを述べるのではなく、表現を工夫する事によって味わいのある文章にすることで素晴らしい作文となります。
① 文体(敬体か常態)を統一して文のリズムをつくる。
② 場面や情景を生き生きと描くため「比喩」「擬人法」「倒置法」などの表現技法を使ってみる。
③ 「会話文」と「地の文」をはっきりとさせる。
……と、以上のような事に注意しながら書き上げた作文は、少し時間をおいて読み直して見ましょう。
読み返しいろいろな観点から今一度検討し練り直す(推敲する)ことによってより良い文章となり完成形へと到達します。
作文を書く、相手に伝わる文章を書く練習をする事は、記述解答式問題が増えた神奈川県公立高校入試の入試対策に繋がるものでもあります。

苦手意識を克服して是非文章(作文)書いて見て下さい。
(早稲田育英ゼミナール 読売ランド教室)
2016年4月22日 20:30
字を書く習慣、そして国語力~コミュニケーション
昨年度の文部科学省の国語に関する世論調査の結果です。
世間の約3割の人は、日常生活で文字を手書きする機会が「ない」「あまりない」と回答しています。

全世代平均が約30%ですが、学生が含まれる若年層より年齢を増すほど手書きの機会が少ないようです。
一方矛盾するようですが「手書きの習慣を大切にすべきだ」と答えた人は9割を超えていました。
理由は「漢字を正確に身につける事につながる」「手書きには個性が表れる」との答えが目立ちます。
年賀状や挨拶状で、印刷だけのものと一言でも手書きされたものでは、やはり9割近くの人が手書きがいいと答えています。
パソコンやケイタイ・スマホが普及し、文章のやり取りに機械を介してしまい、手書きする機会が減っているのが私も含めた世間の現状である事は事実です、残念ですが…。

話題は変わりますが、最近小中学校では作文を書く、作文を指導するという授業がないようです。
当教室では他塾でもほとんどやらない“作文添削講座”を行っています。
基本は、課題を与え期限までに提出する宿題形式ですが、国語の授業では書き方(文章のルール)まとめ方の指導を行っていきます。
実際今の子は作文を聞くのが嫌いです、しかし課題を与え期限を区切って指導すればやって来ます。
最初はなかなか意味不明の文章ですが、回を重ねる毎にちゃんと自分の思いが人に伝わる文章となってきます。
人(他人)に自分の意思を伝える…これが大事なところで、作文で表現が出来るようになると、会話でもキチンと相手に伝わる話し方が出来るようになります。

英語・数学は頑張るけど国語は…と言う生徒・保護者が多いのも事実です。
日本人である限り母国語である日本語、それも感性に溢れた美しい日本語をしっかり勉強する環境をつくって上げたいと思っています。
国語力が低下するとコミュニケーション能力が低下します。
するとどうなるか
「あいさつがキチンと出来ない」「話し手の内容が理解できない」「日常に使える語彙が少ない」「単語を並べるようにしか話せない(片言のような話し方になる)」など人と人との繋がりがだんだん希薄になってしまいます。
そしてコミュニケーション能力が低下すると、自分の感情をうまく言葉で表現出来ないので、子供はもどかしさを感じ結果として最近の象徴的な感情行動「むかつく」「キレる」に繋がります。
中学校、遅くとも高校までには社会的なコミュニケーションがとれる人として送り出してあげたいと常々考えています。
ひとたび社会に出れば、自分の意思を正しく相手に伝える“プレゼンテーション能力”そして相手の言葉からキチンと意思を汲み取る理解力が不可欠です。

生徒達には「返事ができる」「挨拶ができる」「ありがとうが言える」「他人(ひと)に迷惑をかけない」等々 ヒトの常識として最低限備えるべき事への指導も一例として、学問を教えるだけでなく総合的な指導を行っています。
上記4つの行為はコミュニケーションの原点です、悲しいことに最近はこれが出来ない大人がいかに多くなったことか…(ToT)
当教室のモットー(私の基本的な考えですが)は、
受験の合格をゴールと考えていません、ホームページ指導方針にも記したように
『 将来 みんなが社会に出た時、頑張れる大人、自立した本当の社会人となれる事を思い描き、その一助となれる教育を実践して行きます。』
こちらも参考にして下さい
「敬語の使い方に思う」
「パソコン・ケイタイの功罪と国語力、そしてコミニュケーション」
(早稲田育英ゼミナール 読売ランド教室)
2016年4月18日 17:53
中3生が夏までにやるべき受験対策
先週 学校の入学式・始業式も終わり、いよいよ今週あたりから本格的に新学年の授業が始まった頃かと思います。
高校受験生となった中学3年生に今やるべき事(やった方がいい事)をお教えします。
受験生としての意識はまだまだかと思いますが、今やるべき事を今やるか or やらないかで後々の成果に開きが、或いはあとの負担が違って来ます。
夏前までに以下の事を実行しておきましょう。
『中3生が夏までにやるべき受験対策』
○ 中学1・2年生の総復習
当教室では新3年生全員に教材『中学1・2年生の総復習』を配っています。
全て既習単元の復習です、家庭学習でどんどん進めて下さい。
そして解からないところ、もっと理解を深めたいところは塾に持ってきて先生に指導・解説してもらい完全に理解しておきましょう。

≪英語≫
英文法の総復習。語彙力・単語力アップ。長文読解力強化。
単語は自習で覚えるものです、覚えるために塾の授業時間を使っていてはもったいないです。
塾では、覚えた単語を使って英訳・和訳の学習をしていきます。
そして、不定詞構文や分詞など先取りして取り組んでおく。
≪数学≫
文字式・方程式など計算力のアップ。
計算が速く正確になれば考える時間を増やすことができます、文章題の加点を左右します。
神奈川県公立高校入試問題の問1・問2は計算問題(サービス問題)です、問1・問2のフル得点を目指しましょう。
先取りは2次方程式と2次関数。
≪国語≫
漢字・語句暗記。
漢検3級レベルが出来れば高校受験の漢字はほぼ網羅できます。
国語の勉強としてまずは、たくさんの文章に触れ読む事、そして内容を簡潔に要約してみる、随筆などは筆者の心情を読み解く訓練をする。
同じ文章でもいいので繰り返し読んで長文に慣れることが大切です。
≪理科≫
特に化学分野(化合物の規則性・濃度)、物理分野(圧力・密度・電気回路)
それぞれの分野の計算問題に対しての苦手意識を克服すること。
解かってしまえば小学校レベルの計算で解が導き出せるので、高校入試では加点のチャンス問題です。
≪社会≫
地理分野…まずは入試以前に世界の地域や日本の地域の基礎学習。
各県の位置と県庁所在地、主要な国の位置と首都は最低限覚える。
歴史分野…年表で年号と時代背景を覚える。
出来事を時系列に整理する(ノート活用)
塾の授業では、3分野(地理・歴史・公民)をリンクして学習して行くので基礎知識を蓄えておく事が重要。
以上のように夏までに
(1)3年生以前の学年の学習内容(既習単元)を掘り起こす。

理解不足単元はもう一度学習し直す。
苦手分野を克服する(塾の先生が強力にバックアップします)。
(2)3年生のこれからの学習単元を先取り学習しておく事により、学校の授業の理解度が深まる、そして早くから入試過去問にトライすることが可能となる = 5月から始まる“模試”の点数にも反映する。
是非やってみて下さい。
ガンバレ受験生!!(受験生意識はまだそれ程高くないかも知れないけれど…)
(早稲田育英ゼミナール 読売ランド教室)
2016年4月15日 16:42
" 塾のお正月 "

新入学生は新しい学校、進級生は新しい学年の新しいクラスでの授業が始まっていることと思います。
事の始まりはいつも不安もある一方で、それぞれに大きな希望に胸ふくらませている時期かと思います。
春4月…当教室にも新しい生徒の顔ぶれが加わり、新たな年度がスタートしました。
4月は、学校や塾にとって新しい年の始まり言うなれば “お正月” です。
高校入試に合格して卒塾していった生徒達もいますが、ウチの生徒達は卒塾しても皆よく顔を出してくれます、また近況を報告に来て欲しいと思います。
そして高校生として続けて当塾に通う生徒達にも、そしてそして小学校・中学校在学の塾生たちにも当然、私に縁のある地元の生徒達みんなに新年度もこれまで以上のバックアップを、そして学校だけでは賄いきれないサポート教育を改めて今年も誓う今日の塾長でした。
(早稲田育英ゼミナール 読売ランド教室)
2016年4月14日 19:00