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塾長ブログ.....思いつくまま そのままに。
"SL"の話し ~ からの豆知識
ある日の英語の授業時間にSL(エスエル・蒸気機関車)って何の略…と言う話しになりました。
「SLは、スティームロコモーティブ(steam locomotive)の略だよ、蒸気を動力として走る機関車って意味だね。」
「エレクトリックロコモーティブ(electric locomotive)、略すとELだね。」
「じゃあディーゼル機関車は?」
「ディーゼルはその通りのディーゼルロコモーティブ(diesel locomotive)DLだよ。」
「じゃあディーゼルカーは diesel car でいいの?」
「そう、機関車はDLだけど、電車みたいにつながって走るのはディーゼルカーだね、この辺や都内ではどの線も電化されて電車ばっかりになっちゃったけどね。」
「じゃあ電車は electric car でいいの? 」
「そう正解 ! 鉄道屋さんは略してECって言うみたいだよ。英語ではelectric trainとも言うけどね、小田急線みたいに10両編成とかでつながって走る電車(列車)はトレインかな。」
「先生せんせ~ 電気自動車も electric car じゃないの? 一緒になっちゃうよ。」
「そうそう、いいところに気づいたね。 最近話題の電気自動車はエレクトリックヴィークル(electric vehicle)って言うんだょ。 EV(イーブイ)ってよく言うでしょ。」
「そうかぁ それで区別できるね。 スッキリしたぁ! 」
「でも先生、電気自動車がたくさん増えたらガソリンスタンドじゃなくて、電気スタンドがいっぱい必要だね...ウチの勉強机の上にもあるけど...
(爆笑)」……と授業の単元からは少し横道にそれましたが、ちょっと知識の幅が広がった授業中の会話でした、オチもありました(笑)
(早稲田育英ゼミナール 読売ランド教室)
2014年8月19日 20:16




『 夏休み 150時間勉強 』 ... " 中3生の皆さんへ "
“ 150時間勉強 ”と書くと 「エエ~ッ !」っと言う生徒が多いんじゃないかな。
ただ単純に長時間の勉強を推奨しているわけではありません、短時間集中して効率よく勉強することが最も良いのは誰でも分かっている事です。
しかし、『知識は、入れたり出したり』のコラムで書いたように、来たる受験を見据えて一度学んでアタマに入っているはずの知識を全部出してみる。
本当に全部理解しているのかチェックしてみる、一回出してもう一度整理してアタマの中に入れ直す。
150時間は、このための時間です。
毎日家庭学習で反復練習を繰り返し、既習単元を完全にモノにしている生徒は別ですが、学校の勉強時間だけでは圧倒的に復習時間が不足しているのは明らかです。
よって、学校の授業が進まずに止まっているこの機会をチャンスと捉え、現学年の内容だけでなく1・2年生の履修単元も含め総復習をすることが大事なのです。
集中し、まとまった学習時間が確保できる絶好の機会が、この夏休みなんです。
この時期まだ志望校は完全に絞り切れていないという生徒が多いと思います、今はまだ複数校を目安に置いていることでしょう。
志望校の選択肢を広げる事、そしてまず第一の目標を高く掲げること。
そのためにもこの夏の頑張りが、後々効いてくるという事を分かって下さい。
「まだ志望校が決まっていないから頑張れない」って言ってたら、後々自分で学校を選べなくなり、学校の先生から「君の成績ではこの学校にしなさい」と言われてしまいます。
150時間勉強は目標がないとなかなか達成出来ないかも知れません。
6ヵ月後の最大の目標は志望校合格ですが、直近の目標として「8月の全県模試で過去最高点を獲る」を目標にしよう。
“150時間”と聞いてビビッた君に、実は出来なくないんだ…と言う その中身を説明しましょう。
夏休みは約40日間。でも毎日じゃ大変って言うと思うので、「3日頑張って、1日休む」
つまり“30日間は頑張ろう”のパターンで考えてみよう。
150時間 ÷ 30日 = 5時間(1日あたり)… 1日 5時間も大変?? ところが
受験生は夏期講習でだいたい2コマ~3コマ授業時間をとるので、塾の勉強時間だけで
90分授業 × 2コマ = 3時間 これで5時間勉強の半分以上。
そして、塾の授業の2コマ分の宿題、学校の宿題をやるとだいたい1時間以上は時間がかかると思う。
さらに塾で自習やWEB学習を1時間でもやって帰れば…
宿題 1時間
自習 1時間
----------------------
合計 5時間
ほらっ! 1日5時間達成 !
1日24時間から逆に計算してみよう。
睡眠時間 8時間 (最大に寝ても…)
食事・お風呂etc 3時間 (多く見積もっても)
部活等 4時間 (夏休みの部活の練習は午前か午後に集中的に約3時間、試合に出かけても1日平均はこのくらい)
-----------------------
合計 15時間
24時間 - 15時間 = 9時間 1日に9時間も自由になる時間がある。
この9時間は君が自由に使える時間、テレビを見るのもゲームをするのも友達と遊ぶのも自由。
でも受験生であるみんなは、この夏だけは最低5時間は学習時間に使ってみよう。
今までに1度は履修した内容を総復習する夏 … 150時間が多いと思うか少ないと思うかは、個人差があると思います。
でも、やるのは「 今でしょ !! 」 … このフレーズちょっとお借りしました(笑)
やっていくうちに、理解不足や弱点も発見できるはず。
いまやる事は、凸凹の凹の部分を埋め戻し、総体的な学力をワンランクもツーランクも可能な限りアップさせる事、これが3年生内申にも大きく関わってくるはずです。
受験当日の学力検査の得点を稼ぐテクニック面は、秋からでも全然間に合います。
(当教室の秋以降の授業は過去問漬けです…神奈川県公立高校入試の傾向は全部把握しています、問題予想もします。)
いままでの既習内容の理解度が低ければ過去問に挑む事も出来ません。
神奈川県の公立高校の入試の合否は内申と学力検査の総合点です。
(高校入試選抜制度・S値の算出方法は、“教育情報”のページをご参照ください。)
まずは、これから出される3年生の内申点を上げる為にも、秋から過去問に挑む力を付けるのも、この夏休みの過ごし方しだい…と言うお話しです。
(早稲田育英ゼミナール 読売ランド教室)
2014年7月29日 21:50




ちょっと一息・・・ある日の出来事
生徒 「今日ノート持って来るの忘れちゃいましたぁ。ごめんなさい。」
塾長 「じゃあ このルーズリーフを何枚か上げるから、今日はこれに書いて授業を受けるように。」
生徒 「はぁーい ! ありがとうございます。」
塾長 「ただのメモのつもりにしないようにね。 自分の授業用ノートに今日の記録としてちゃんと貼り付けて無くさないようにするんだょ。」
生徒 「はい、分かりました。」
塾長 「次回はちゃんと忘れずにノートは持参すること。 ところでノートは家に置いてきちゃったの?」
生徒 「はぁーい ! だから宿題も家です。」
塾長 「こらぁ… なんでそう言うとこだけ元気でイイ返事するかなあ、忘れ物したのに…。」
生徒 「はぁーい !」
塾長 「忘れ物のノートは家なんだね。 じゃあ今の状態を塾長が代弁してあげよう。」
・・・・ 「Oh no ! (おぉー ノート) Yay ! (家) …」 (笑)
授業前の “ 空耳アワー ” に教室中が爆笑の瞬間でした !!
(早稲田育英ゼミナール 読売ランド教室)
2014年7月28日 22:58




『 きれいなノートは、なぜ大事 』
…と思っている生徒が多いので、その質問にお答えしましょう。

きれいなノートをとると言う事は、字が綺麗とか上手とか言う事とは違います。
(字を綺麗に書くに越したことはないですが…)
その時に学んだことがちゃんと記されている事が大事です。
自分がどのようにしてその問題が理解出来たのか、解からなかった事がどうやったら解かるようになったのか。
一度解いた解き方が間違いで答えが不正解だった時、先生の解説により得られた正しい解き方や正解を赤ペンで記入していったりします。
間違え易かったり、重要な事柄だったり、大事なやり方・語句などにアンダーラインやマーカーで記していったりもします。
先生とのやり取りを書いている生徒もいます。
空きスペースが出来てもいいので、1ページの中で何を記すかの場所取りを分ける事により、後で見た時に一目で見て分かるノートになります。
そして一番大事なことは、その問題がその時点で自分自身で理解出来たんだと言うことが、後で見てもちゃんと分かるようなノートをつける事です。
学校の授業も塾の授業も新しい単元にどんどん進んで行きます。
復習の重要性は、『知識は入れたり出したり』のお話しの中でも書きましたが、一度理解した単元の内容も、ちょくちょく使っていないとなかなか考え方が出て来なかったり、答えに辿り着かなかったりします。
また、以前に学んだやり方を使って解かなければならない応用の問題に行き当たったりします。
そんな時、過去に学んだ内容がキチンと記入されているノートをめくってみると…
その時にその内容がちゃんと「理解できていたんだ !! 」…と言うことが鮮明に蘇ってきます。
自分で書いたノートからその時の情景やアタマにしまい込んだ知識が、出てくるでてくる。
そうなれば、もうこっちのものです。
分かり易いノートをとる事は、復習(振返り学習)のためにも、そして応用編の難しい問題に挑むためにもとても大切ことなんです。
なかには、自分で書いたノートが後になると自分でも読めない…なんて生徒もたまにいます。
もったいないです。
塾では理解するまで充分に教えているはずです、その「解かった !」を是非ノートに記し、いつでもその時の光景や感覚が蘇るノートをとりましょう。
ノートは、自分で習得したノウハウがたくさん詰まった自分自身の “ 取り説 ” です。
当教室では、塾のノートのつくり方だけでなく、学校の授業ノートの指導もしています。
学校の先生の成績のつけ方の項目の中にノートの提出(期限内の提出だけでなく、その中身についても)の項目もあります。
ノートの取り方も、学校の成績の評価のひとつに含まれるのです。
中間・期末テストの点数だけが成績に反映されているわけではありません。
テストの点数も成績を付ける際の1項目に過ぎません、ノート提出も含めたひとつひとつの項目の加点・減点を積み上げ総合的に5段階評価をつけます。
学校の成績評価のお話しはまたの機会に譲りますが、とにかくノートはきれいにまとめましょう !!
きのうの君がきょうの君を助けてくれます。
ほんの一例ですが画像を貼り付けておきます、参考にしてください。
空白部分が多く一見ムダのように見えますが、あとで思い起こす時に分かり易い表記の方法の例です。

(早稲田育英ゼミナール 読売ランド教室)
2014年7月27日 17:55




本当の"個別指導"とは ・・・ 『おしゃべり ありです。』 その2
生徒と先生が双方向で会話をしながら授業を進めています。
ちょっと授業風景を覗いて見ましょう。
各先生のもとで、演習問題を一心に解いている子、先生にたくさん質問を浴びせ掛けている子、先生の解説を熱心に聞きながら指示通りにノートをとっている子…。
各先生との質疑応答の会話が重なる時間帯は、少し騒がしいかも知れません。
そんな中で・・・リラックスムードでおしゃべりしちゃっている一角ががあります。
パズドラの話しやらワンピースの話し…??
女の子たちと女性の先生との間ではガールズトーク…??
当教室の授業時間は、小学生は60分、中学生・高校生は90分の授業時間です。
小中学生、高校生を含めても90分間集中し続けるのは生徒にとっては結構大変です。
時間内ずっとテンションを維持できる子は稀です、個人差もありますが集中は途切れます。
さっきまで頑張っていた子が、なにか意識の中でソッポを向きだします。
長い時間の勉強に飽きてきてしまったのです。
“ 熱心な指導 ” と言う言葉をよく耳にしますが、先生がどんなに熱くどんなに一生懸命頑張って一方的に熱心に指導にあたっても、集中が途切れた生徒には、耳には届いていてもあたまの中にまでは届いていません。
その瞬間に、先生の一方通行の熱心さはある意味で徒労に終わるのです。
他の塾の先生で、「こんなに一生懸命教えているのに、理解してくれない。成績がなかなか上がらない。」と嘆く声をよく聞きます。
その指導法 間違っていませんか? 子供の事をちゃんと理解して指導にあたっていますか?
勉強に対しての集中が途切れた生徒は、バリアを張っているのと同じ状態で、学習する姿勢にありません。
そんな状況を察知したウチの先生たちは、直ぐに話題を切り替えます。
“ おしゃべりタイム ” です。
子供たちの興味のありそうな話題を、こちらから振ってみます。
すると、ちょっと前まで先生の話しを右から左に聞き流していた生徒が、いきなりこっちに向き直ってニコニコと話し始めます。
そうです、意識の中で向こうを向いていた子がこちらに向き直った瞬間です。
バリアがなくなり先生の話す内容に興味を抱き、積極的に話すはなす、会話が弾むはずむ…。
肩のチカラを抜いてリラックスして暫くおしゃべりに付き合います。
意識はこちらを向いているので大丈夫です、バリアがないのでちゃんと聞いてくれています。
このように、集中が途切れた時にはウチの教室では 『 おしゃべり あり 』 なんです。
生徒の意識により強弱はあるものの、常にこの繰り返しによる90分(小学生は60分)を実践しています。
これが当教室の特徴であり、こう言う授業が出来ること、生徒の今の心理状況を素早く察知し次の行動に繋げると言う事、そしてその結果がどうであったか検証してみる。(類似の演習をやらせれば分かります。)
これは、常に講師の気づきの訓練と次の行動への判断、そして日々の訓練による実践の積み重ねです。
よって、訓練しても当教室の基準(私・読売ランド教室塾長の基準です。)を満たせない講師は……いつの間にか強制的にいなくなります。
当教室では、生徒・保護者の立場に立ち講師に対しても常に厳しい基準と訓練を課しています。
ウチの先生たちは、授業中にもギャグをとばしたり、ボケたり突っ込んだりもします。
それは今教えている事に関連付けてのギャグだったりします。
とにかく生徒を飽きさせないで、こちらを向いていてもらう事が一番大事なんです。
訓練も欠かしていませんが、当教室では先生のキャラクターも指導基準ですし、また採用時のひとつの基準ともなっています。
集合型の予備校などでも最近は講師のキャラが際立っているように見受けられます。
「今でしょ !」のハ○シ先生なども好例ではないでしょうか。
それは興味を引く授業が大切であり、刺激し続けこちらが出す信号がちゃんと脳の中に届いて、さらに蓄積していって欲しいからの行為であると思います。
この仕事は、顧客(生徒や保護者の皆さんをそう呼んで良いのか分かりませんが...)の二重構造が他の業界と異なるところです。
時として生徒の満足と保護者の満足が一致しない場面もあるものです。
全ての人の満足を成し遂げたいと常日頃考えています、難しいことではありますが…。
そのお話しは、またいつの機会かに書いてみたいと思います。
そんなわけで、長々と書いてしまいましたが 『 おしゃべり ありです。 』 のお話しでした。
『おしゃべり ありです。』 その1 へ...
(早稲田育英ゼミナール 読売ランド教室)
2014年7月26日 17:16

























