HOME > 教育情報 > アーカイブ > 2016年2月アーカイブ

教育情報 2016年2月アーカイブ

神奈川県公立高校の再編

神奈川県教育委員会は先月、今後の公立高校の再編案を発表しました。
 
神奈川県は、平成に入っての生徒減少期における生徒の個性重視の教育や多様化に対応するため、「県立高校改革推進計画」に基づいて学区の撤廃や県立高校の再編・統合を進めて来ました。
 
今回の再編計画は単に再編を行うのではなく全国的な少子化の進展による現行の学級の標準規模のあり方、またグローバル化や情報化の進展や、国内の産業・就業の構造変化に伴う雇用の多様化を踏まえ、未来の日本や郷土神奈川を担い支える人材育成にまで踏み込み「生徒の学びと成長にとって何が必要かという視点を最優先にする(スチューデント・ファースト)」という基本的な考え方に立って、すべての県立高校で改革に取り取むと言う趣旨のものです。
 
< 改革の柱 >
1.  生徒の多様性(ダイバーシティー)を尊重し、個性や能力を伸ばす、質の高い教育の充実
2.  魅力ある学校づくりを一層推進する学校経営力の向上
3.  少子化社会の中で生徒に望ましい教育を推進する県立高校の再編・統合
 
2016年度からの10年計画の第一期として2020年度までの教育内容の取り組みや再編・改変が示されました。
 
具体的な内容
○ コースを専門学科に改変するもの(従来のコースを学科として専門化する)
   厚木北/スポーツ科学・弥栄/スポーツ科学・弥栄/芸術の音楽・弥栄/芸術の美術・白山/美術・上矢部/陶芸美術
   実施時期 : 2017年度
   弥栄の美術と音楽は、それぞれ美術科・音楽科に、上矢部の陶芸美術は美術科に。
 
○ コースの特色を学校全体の特色とし、コース制を廃止するもの
   有馬/英語・生田/自然科学・磯子/グローバルコミュニケーション・西湘/理数・弥栄/外国語・弥栄/理数・
  綾瀬西/福祉教養・荏田/体育・ 山北/スポーツリーダー・横浜南陵/健康福祉

   実施時期 : 2017年度
   従来のコースとしての特色を学校全体の特色として打ち出す。
 
上記2項目に含まれる弥栄高校は新たに普通科を新設することになります。
 
○ 総合学科を普通科に転換するもの
   大師・横浜青陵総合・横浜緑園総合は単位制普通科に転換
   実施時期 : 2017年度
 
○ 総合学科を専門学科に転換するもの
   吉田島総合高校/農業科と生活科学科の併設校に転換
   もともと吉田島農林高校が2010年に総合高校に転換した学校ですが、元に戻る改変です。
   実施時期 : 2018年度
 
○ 通常の普通科を新設するもの
   弥栄・小田原総合ビジネス
   実施時期 : 2017年度
   弥栄は前述の外国語・理数の募集停止の代替、さらに2018年度に相模原青陵を実質的な統合で吸収(相模原青陵の募集
   停止)する関係から地域の普通科定員の確保の意味合い。
   小田原総合ビジネスは2008年に商業系の小田原城東と普通科の湯河原の統合で出来た学校ですが、湯河原(普通科)の
   募集停止で商業系に統一したため新たに普通科を新設するものです。
   また大井のクリエイティブスクール化に伴う地域の普通科定員の確保の意味合いもあります。
 
○ 通常の普通科をクリエイティブスクールに変更するもの
   大井・大和東
   実施時期 : 2017年度
   現状の県内3校のクリエイティブスクールでは不足(毎年倍率が高い)との観点から2校を転換
 
   現クリエイティブスクールの大楠が2020年に横須賀明光と統合し実質大楠の募集を停止する関係もあるようです。
 
○ 専門学科の募集停止
   横須賀明光/国際科
   実施時期 : 2018年度募集停止
   2020年から大楠を統合しクリエイティブスクール化する、福祉課は存続。
 
○ 学校の統合
   相模原青陵(2018年度募集停止)弥栄に新設される普通科に統合
   磯子(2018年度募集停止)氷取沢に統合
   平塚農業初声分校(2018年度募集停止)三浦臨海に統合し農業科設置
   平塚農業・平塚商業 2019年度統合
   大楠(2020年度募集停止)横須賀明光に統合
 
 
 

1

« 2015年11月 | メインページ | アーカイブ | 2016年6月 »

このページのトップへ