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教育情報 2019年4月アーカイブ
神奈川県公立高校入試状況(2019年度)
今春実施実施された神奈川県公立高校の入試がどのような状況だったか、数字で振り返ってみます。
神奈川県の公立中3生は2013年まで増加傾向でしたが、以降2016年まで7万人前後で増減を繰り返していましたが、2017年・2018年と減少に転じています。
2019年の卒業者数も前年より484名少ない68,656名でした。
また、10月の進路希望調査の段階での進学希望率は昨年より下がって96.2%(昨年96.7%)でした。
実際の出願は、全日制募集定員42,810名(昨年比233名減)に対し、最終応募者数50,887名で応募倍率は1.19倍、一昨年・昨年に続き低下の傾向です。
高校別の倍率を見ると、昨年に続き二極化がはっきりと現れ人気校の倍率が昨年より上がったのに対し、応募者が募集定員に満たず二次募集をかけた学校が34校と昨年を上回りました。
応募倍率トップ10 (普通科)
普通科の倍率トップは今年も横浜翠嵐で、2008年の入試制度改革以降トップを維持し続けています。
トップ10の人気校はほぼ常連校が占めています。その中で横浜緑ヶ丘が毎年順位を上げ今年は2位に浮上してきました。
応募倍率トップ10 (専門科 / コース等)
専門系の科・コース別では、昨年から若干傾向に変化があり倍率上位には専門色(職業色)の強い科・コースが現れ倍率の高い人気校となっています。
現在進行している高校再編で、普通科系専門学科や総合学科の転換が進められたことがひとつの要因と考えられます。
(早稲田育英ゼミナール 読売ランド教室) 2019年4月24日 19:57
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