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教育情報

29年度(2017年度)神奈川県公立高校入試変更点(その2)

(その1)では県教委が定める来春(2017年度)の変更点を記しましたが(その2)では各高校が独自に定める入試内容の変更をまとめます。

■     “ 内申 : 学力検査 : 面接 ” の配分比率変更 や 重点化 及び 面接の観点 の変更内容

(内)=内申  /  (学)=学力検査  /  (面)=面接 (※特に記入のないものは1次選考)
 
≪鶴見≫ (内):(学):(面)比率 【 2 : 6 : 2 → 4 : 2 : 2 】に変更
≪鶴見総合≫ 内申重点化を新たに実施 点の高い1教科×2
≪白山・普通≫ 面接の観点の「態度」を廃止→「学校生活におけるルールとマナーを守ろうとする姿勢」を新設
≪白山・美術≫ 面接の観点の「態度」を廃止→「美術への興味・関心と将来の希望」を新設
≪荏田・普通≫ 面接の観点の「教科・科目等に対する学習意欲」「教科・科目以外の活動に対する学習意欲」「学校・学科等の特色理解」を廃止→「教育活動を理解し、体育活動をはじめとする教育外活動に積極的に取り組み、教科学習と両立させようとする強い意欲」新設
2次選考(学):(面)比率 【 4 : 6 → 8 : 2 】に変更
≪鶴見総合≫ 面接の観点の「自己の理解と将来の希望」を廃止→「学校・学科の特色理解」「将来の展望」を新設

2次選考(学):(面)比率 【 7 : 3 → 6 : 4 】に変更
≪上矢部・美術≫ 実技比率 【 4 → 3 】に変更
≪横浜緑園総合≫ 面接の観点の「学校・学科等の特色理解」「態度」を廃止→「教科・科目等に対する学習意欲」「科目・学科以外の活動に対する意欲」「将来の展望」新設
≪市立南≫ 自己表現新規実施 1次・2次選考ともに比重
≪横浜国際(現横浜国際情報) 面接の観点の「教科・科目等に対する学習意欲」「科目・学科以外の活動に対する意欲」「将来の展望」を廃止
≪横浜青陵総合(普通科転換) 面接の観点で「将来の展望」新設
≪金沢総合≫ 学力検査重点化廃止
(内):(学):(面)比率 【 4 : 3 : 3 → 4 : 4 : 2 】に変更
面接の観点の「高校生活に主体的に取り組む意欲」「態度」を廃止→「教科・科目等に対する学習意欲」「教科・科目以外の活動に対する意欲」「将来の展望」新設
2次選考 (学):(面)比率 【 7 : 3 → 6 : 4 】に変更
学力検査重点化廃止
≪川崎北≫面接の観点の「科目・学科以外の活動に対する意欲」廃止→「部活動、生徒会活動等に対して取り組む強い意欲と高い志」新設
≪大師(普通科転換) 面接の観点の「学校・学科等の特色理解」を廃止
≪市立川崎・普通≫ 学力検査重点化廃止
(内):(学):(面)比率 【 4 : 4 : 2 → 3 : 5 : 2 】に変更
≪県立川崎≫ 学力検査重点化新規実施 英・数・国 各×1.5
≪麻生総合≫ (内):(学):(面)比率 【 5 : 3 : 2 → 4 : 4 : 2 】に変更
面接の観点で「将来の展望」新設
2次選考 学力検査重点化廃止
≪藤沢西≫ 内申重点化廃止
2次選考 (学):(面)比率 【 8 : 2 → 7 : 3 】に変更  学力検査重点化廃止
≪藤沢総合≫ 内申重点化新規実施 点数の高い1教科×2
面接の観点「教科・科目等に対する学習意欲」新設
≪藤沢清流≫ 内申重点化変更 英・数・国 各×1.5 英・数・国のうち点数の高い2教科×1.5 +音・美・保体・技家のうち点数の高い1教科×2
≪茅ヶ崎西浜≫ 面接の観点「態度」を新設
≪秦野総合≫ (内):(学):(面)比率 【 5 : 2 : 3 → 4 : 4 : 2 】に変更
内申重点化新規実施 点数の高い1教科×2
≪小田原総ビジネス・総合ビジネス≫ (内):(学):(面)比率 【 5 : 3 : 2 → 4 : 4 : 2 】に変更
≪厚木北・普通≫ (内):(学):(面)比率 【 6 : 2 : 2 → 4 : 4 : 2 】に変更
2次選考(学):(面)比率 【 8 : 2 → 7 : 3 】に変更
≪厚木北・スポーツ科学≫ 面接の観点で「スポーツに関する意欲や興味・関心」新設
2次選考(学):(面):(特色検査)比率 【 5 : 5 : 5 → 8 : 2 : 2 】に変更
≪有馬≫ 内申重点化新規実施 英×1.2
2次選考学力検査新規実施 英×2
≪座間≫ 面接の観点の「教科・科目等に対する学習意欲」「科目・学科以外の活動に対する意欲」廃止
≪座間総合≫ 内申重点化変更 英×2 + 国・数 各×1.5 点数の高い1教科×2
2次選考 (学):(面)比率 【 7 : 3 → 8 : 2 】に変更
≪厚木総合≫
2次選考 (学):(面)比率 【 5 : 5 → 7 : 3 】に変更
≪弥栄・音楽≫ 実技比率変更 3 4 に変更
≪弥栄・スポーツ科学≫ 学力検査 3科 5科 に変更
≪相模原総合≫ (内):(学):(面)比率 【5 : 3 : 2 → 4 : 4 : 2 】に変更
内申重点化新規実施 点数の高い1教科×2
面接の観点「将来の展望」新設
2次選考 (学):(面)比率 【 7 : 3 → 5 : 5 】に変更
≪津久井・福祉≫ 面接の観点「学校・学科等の特色理解」新設
 
 
 



29年度(2017年度)神奈川県公立高校入試変更点(その1)

神奈川県は平成29年度から大規模な再編成を、今後10年間にわたる長期計画として実施すると発表していますが、現中3生が受験する来春の入試に絞って変更点を取り上げます。

神奈川県公立高校再編計画はこちらをご覧ください。

■従来の“コース”を“専門学科”に改変し専門性を高める
○厚木北 / スポーツ科学コース→スポーツ科学科
○弥栄 / スポーツ科学コース→スポーツ科学科
     芸術(音楽コース)→音楽科 ・ 芸術(美術コース)→美術科
○白山 / 美術コース→美術科
○上矢部 / 美術陶芸→美術科

■コース制を廃止(普通科のみの募集とする)
廃止するコース
○有馬 / 英語
○生田 / 自然科学
○磯子 / グローバルコミュニケーション
○西湘 / 理数
○弥栄 / 外国語 ・ 理数

○綾瀬西 / 福祉教養
○荏田 / 体育
○山北 / スポーツリーダー
○横浜南陵 / 健康福祉

■総合学科を普通科や専門学科に転換
○大師
○横浜青陵総合
○横浜緑園総合
上記3校は単位制普通科に転換

○吉田島総合→農業科に転換し小学科として ・都市農業科  ・食品加工科 ・環境緑地科 を設置

■通常の普通科を新設する学校
○弥栄
○小田原総合ビジネス
○川崎市立商業
   ※川崎市立商業は「川崎市立幸高校」に校名を変更

■通常の普通科のクリエイティブスクール化
○大井
○大和東

■専門学科の特色化
○横浜国際 / 国際情報科を国際科と変更
 (1019年度から国際バカロレア導入予定)

  



28年度版 「神奈川県公立高校偏差値ランク表」 (29年度入試用)

【 神奈川県公立高校 29年度(2017年度)入試用資料 】

平成28年度(2016年度) 公立高校合格者追跡調査結果による最新版偏差値ランク表です。
採用する模試により高校別のランクは異なります、ひとつの目安とお考え下さい。

28年度偏差値ランク表.jpg※ 神奈川県公立高校入試の選抜基準はS値です、偏差値はあくまでも目安のひとつです。
画像上でクリックすると拡大できます。


神奈川県公立高校 29年度(2017年度)入試日程発表(全日制)

共通選抜
■募集期間:2016年1月30日(月)~2月1日(水)
■志願変更:2016年2月6日(月)~8日(水)
学力検査:2016年2月15日(水)
■面接・特色検査:2016年2月16日(木)・17日(金) ※一部面接は20日(月)も実施する学校あり
■合格発表:2016年2月28日(火)


※共通選抜終了後、募集定員に満たない場合に限り二次募集を行う

二次募集
■募集期間:2016年3月2日(木)・3日(金)
■志願変更:2016年3月6日(月)・7日(火)
学力検査:2016年3月9日(木) 面接実施の学校あり
■合格発表 :2065年3月16日(木)


※クリエイティブスクールは学力検査を実施せず、面接・自己表現活動が行われます。
※平成25年度入試より、前期選抜・後期選抜の区分を無くし「共通選抜」に一本化されてから5年目の入試となります。

神奈川県公立高校 入試制度の概要は、こちらを参照

28年度(2016年度)高校入試 学力検査結果

【 神奈川県公立高校入試結果・平均点(全日制)の推移 】
--- 25年度から共通選抜・各教科100点満点 / 24年度以前は後期選抜・50点満点 ---
教科 国語 数学 英語 理科 社会
28年度 64.7 51.7 43.0 46.5 52.0
27年度 64.4 52.6 51.8 37.4 50.2
26年度 60.8 51.7 59.6 38.6 49.5
25年度 67.8 65.5 54.8 51.1 68.4
24年度 35.5 33.5 34.4 32.1 31.3
23年度 34.5 32.7 38.3 32.7 35.8
22年度 37.0 31.2 38.8 34.2 36.8
21年度 39.2 32.2 36.7 30.9 33.5
20年度 34.8 31.1 33.5 35.4 32.3
(25年度より各教科50点満点から 100点満点へと変更されています。)

制度改革4年目の入試となった今春の入試(学力検査)の結果ですが、形式に変化があった社会を除き全体的な出題の傾向・大設問の数等に変更はありませんでしたが、昨年に続き難度の高い内容でした。

昨年・昨々年と対比した単純な点数の差異以上に、以前よりも一層“思考力・判断力・表現力”が求められる問題の内容となっています。

平均点の昨年との対比では、国語・社会が若干のupですが、英語が8.8点のマイナス。
平均点数が極端な結果で昨年・昨々年と問題視された“理科”は +9.1点と平易化に向かい5教科全体での点数のバラつきも解消されてきました。

5年目を迎えて新制度も定着し落ち着いてきた様子ですが、入試問題そのものは制度改革以前より難度は上がり、単純な詰め込み知識だけではなく本当の学力を問う内容へと更に移行して来ています。

平均点を押し下げた英語は、リスニングのボリュームが増しスピードが速まった事、穴埋めや選択問題が減り文脈をキチンと読み取り正確に解答に導く力が問われました。
英語に限らず入試制度改革以降、全体的に知識だけでは解きづらい問題の比率が高くなり、知識に基づいてものごとの状況や経過を論理的に考える力を問う内容、正確な情報処理能力、考える過程とそれを結論に結びつける「思考力・判断力」が問われています。

神奈川県の公立高校入試で良い結果を出す為には、普段からの学習でたくさんの演習を繰り返す事により知識量だけでなく(知識力がある事がベースですが)考える力を身に付けていく事、思考力・判断力そして表現力を早い段階から習慣として身に付けていく事が大切です。

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神奈川県公立高校の再編

神奈川県教育委員会は先月、今後の公立高校の再編案を発表しました。
 
神奈川県は、平成に入っての生徒減少期における生徒の個性重視の教育や多様化に対応するため、「県立高校改革推進計画」に基づいて学区の撤廃や県立高校の再編・統合を進めて来ました。
 
今回の再編計画は単に再編を行うのではなく全国的な少子化の進展による現行の学級の標準規模のあり方、またグローバル化や情報化の進展や、国内の産業・就業の構造変化に伴う雇用の多様化を踏まえ、未来の日本や郷土神奈川を担い支える人材育成にまで踏み込み「生徒の学びと成長にとって何が必要かという視点を最優先にする(スチューデント・ファースト)」という基本的な考え方に立って、すべての県立高校で改革に取り取むと言う趣旨のものです。
 
< 改革の柱 >
1.  生徒の多様性(ダイバーシティー)を尊重し、個性や能力を伸ばす、質の高い教育の充実
2.  魅力ある学校づくりを一層推進する学校経営力の向上
3.  少子化社会の中で生徒に望ましい教育を推進する県立高校の再編・統合
 
2016年度からの10年計画の第一期として2020年度までの教育内容の取り組みや再編・改変が示されました。
 
具体的な内容
○ コースを専門学科に改変するもの(従来のコースを学科として専門化する)
   厚木北/スポーツ科学・弥栄/スポーツ科学・弥栄/芸術の音楽・弥栄/芸術の美術・白山/美術・上矢部/陶芸美術
   実施時期 : 2017年度
   弥栄の美術と音楽は、それぞれ美術科・音楽科に、上矢部の陶芸美術は美術科に。
 
○ コースの特色を学校全体の特色とし、コース制を廃止するもの
   有馬/英語・生田/自然科学・磯子/グローバルコミュニケーション・西湘/理数・弥栄/外国語・弥栄/理数・
  綾瀬西/福祉教養・荏田/体育・ 山北/スポーツリーダー・横浜南陵/健康福祉

   実施時期 : 2017年度
   従来のコースとしての特色を学校全体の特色として打ち出す。
 
上記2項目に含まれる弥栄高校は新たに普通科を新設することになります。
 
○ 総合学科を普通科に転換するもの
   大師・横浜青陵総合・横浜緑園総合は単位制普通科に転換
   実施時期 : 2017年度
 
○ 総合学科を専門学科に転換するもの
   吉田島総合高校/農業科と生活科学科の併設校に転換
   もともと吉田島農林高校が2010年に総合高校に転換した学校ですが、元に戻る改変です。
   実施時期 : 2018年度
 
○ 通常の普通科を新設するもの
   弥栄・小田原総合ビジネス
   実施時期 : 2017年度
   弥栄は前述の外国語・理数の募集停止の代替、さらに2018年度に相模原青陵を実質的な統合で吸収(相模原青陵の募集
   停止)する関係から地域の普通科定員の確保の意味合い。
   小田原総合ビジネスは2008年に商業系の小田原城東と普通科の湯河原の統合で出来た学校ですが、湯河原(普通科)の
   募集停止で商業系に統一したため新たに普通科を新設するものです。
   また大井のクリエイティブスクール化に伴う地域の普通科定員の確保の意味合いもあります。
 
○ 通常の普通科をクリエイティブスクールに変更するもの
   大井・大和東
   実施時期 : 2017年度
   現状の県内3校のクリエイティブスクールでは不足(毎年倍率が高い)との観点から2校を転換
 
   現クリエイティブスクールの大楠が2020年に横須賀明光と統合し実質大楠の募集を停止する関係もあるようです。
 
○ 専門学科の募集停止
   横須賀明光/国際科
   実施時期 : 2018年度募集停止
   2020年から大楠を統合しクリエイティブスクール化する、福祉課は存続。
 
○ 学校の統合
   相模原青陵(2018年度募集停止)弥栄に新設される普通科に統合
   磯子(2018年度募集停止)氷取沢に統合
   平塚農業初声分校(2018年度募集停止)三浦臨海に統合し農業科設置
   平塚農業・平塚商業 2019年度統合
   大楠(2020年度募集停止)横須賀明光に統合
 
 
 

28年度神奈川県公立高校 募集定員発表

神奈川県公立高校の来春(平成28年度)の入試募集定員が県教委から発表されました。
 
全日制の当初募集定員は43,959名で昨年比プラス455名。うち一般募集がプラス450名です。
特別募集(在県外国人等)がプラス5名。
 
神奈川全体で1クラス増やす学校が18校、1クラス減らす学校が6校です。
毎年各高校別の募集定員は見直されますが、地域別の流入出人口を加味して決定される為、全体では増であるものの学校により定員減となる地域(学校)もあります。
学校別の定員の増減は1クラス(40名)単位です、1、2名の増減は転編入定員の差です。

全日制定員比較
26年度 卒業者数      70,491人   募集定員43,959人 前年比較+1,522人
27年度 卒業者数          69,744人   募集定員43,504人 前年比較  -455人
28年度 卒業者数(予測)70,319人    募集定員43,959人 前年比較 +455人

○当教室の近隣(旧川崎北・川崎南学区)の主な高校の募集定員の推移と昨年比較
<全日制普通科>
  募集定員  (名)
25年度
(2013年度)
26年度
(2014年度)
27年度
(2015年度)
28年度
(2016年度)
昨対増減
多摩 277 278 278 277  -1
生田 357 318 318 317  -1
麻生 278 318 278 318 +40
百合ヶ丘 317 358 357 357  0
市立高津 238 278 278 278  0
生田東 318 318 318 357  +39
川崎北 317 358 318 317 -1
357 398 357 397 +40
麻生総合 238 278 238 278 +40
           
新城 267 268 267 267  0
市立橘 198 198 198 198  0
住吉 317 358 358 358  0
県立川崎 230 230 230 230  0
市立川崎 158 158 158 158  0

これが倍率にどのように影響するかが受験生の一番の関心事だと思います。
神奈川県全体の実質倍率の推移を年度別に下表にまとめておきました。

形態 年度 募集定員 実質倍率
前期選抜
+
後期選抜

< 合計 >
2008 39,440 名 1.17
2009 39,890 名 1.21
2010 41,642 名 1.22
2011 40,369 名 1.22
2012 41,410 名 1.21
< 共通選抜 > 2013 42,560 名 1.18
2014 43,959 名 1.18
2015 43,504 名  1.18
2016 43,959 名 ?

次年度(29年度)の募集定員が神奈川県から発表されるのは10月頃の予定です。

最新27年度版 「神奈川県公立高校偏差値ランク表」 (28年度入試用)

【 神奈川県公立高校 28年度(2016年度)入試用資料 】

平成27年度(2015年度) 公立高校合格者追跡調査結果による最新版偏差値ランク表です。
採用する模試により高校別のランクは異なります、ひとつの目安とお考え下さい。

27年度版公立偏差値ランク表.jpg



※ 神奈川県公立高校入試の選抜基準はS値です、偏差値はあくまでも目安のひとつです。
画像上でクリックすると拡大できます。

最新版(2016年度実績)はこちらをご覧ください




28年度(2016年度)神奈川県公立高校入試の変更点

入試制度改革4年目となる来春(28年度)の入試は、制度自体に大きな変更はないものの複数の高校で内学比率の変更や重点化等において修正が図られています。 全日制公立高校の変更部分を下記にまとめました。

(内)=内申  /  (学)=学力検査  /  (面)=面接

≪新羽≫
 学力検査の重点化・内申点重点化(第一次選考) 廃止
≪荏田(体育)≫
 第二次選考の(内):(学):(面)比率【 8:2:5 4:6:5 】に変更
≪市ヶ尾≫
 面接の観点に「学校・学科等の特色理解」を追加
≪保土ヶ谷≫
 第一次選考の評定(内):(学):(面)比率【 4:4:2 5:3:2 に変更
≪希望が丘≫
 面接の観点に「その他の生徒会活動」追加
≪金井≫
 面接の観点に「面接の態度」追加
≪市立戸塚(音楽)≫
 面接の観点から「学校・学科等の特色理解」を削除
≪横浜南陵(普通一般)≫
 第一次選考の評定(内):(学):(面)比率【 3:5:2 4:4:2に変更
≪横浜栄≫
 面接の観点に「教科・科目等の学習意欲、教科・科目等の学習意欲以外の活動の意欲」追加
≪市立南≫
 第一次・第二次とも特色検査の比重比率【 2 → 1 】に変更
≪みなと総合≫
 第一次選考の評定(内):(学):(面)比率【 3:5:2 4:4:2 に変更
≪多摩≫
 第一次選考の評定(内):(学):(面)比率【 4:4:2 5:3:2 に変更
≪生田≫普通・自然科学
 第一次選考の評定(内):(学):(面)比率【 3:5:2 4:4:2に変更
≪麻生総合≫
 面接の観点「高校の生活設計に対する意欲」を「進路実現に向けた高校生活への意欲」に変更
≪横須賀≫
 自己表現新設、【比重 1】(第一次・第二次選考とも)
≪七里ガ浜≫
評定(内):(学):(面)比率【 3:5:2 4:4:2 に変更
≪深沢≫
 面接の観点に「将来の展望」追加
≪茅ヶ崎北陵≫
 面接の観点から「学校・学科等の特色理解」を削除
≪茅ヶ崎西浜≫
 面接の観点に「学校・学科等の特色理解」を追加
≪鶴嶺≫
 第二次選考の比率(学):(面)【5:5 6:4 変更
≪平塚湘風≫
 第二次選考の比率(学):(面)【7:3 6:4 変更
≪秦野総合≫
 第一次選考の評定(内):(学):(面)比率【 4:3:3 5:2:3 変更
 第二次選考の比率(学):(面)【5:5 7:3 変更
≪西湘・普通一般≫
 第一次選考の評定(内):(学):(面)比率【 5:3:2 4:4:2変更
 学力検査の重点化廃止(第一次・第二次選考ともに)
 面接の観点に「部活動に対して取り組む意欲と学習との両立」を追加
≪西湘・理数≫
 第一次選考の評定(内):(学):(面)比率【 5:3:2 → 4:4:2変更
 自己表現廃止、学力検査の重点化【英語×2 → 数・理各×1.5 】に変更(第一次・第二次選考ともに)
 面接の観点に「部活動に対して取り組む意欲と学習との両立」追加
≪大井≫
 面接の観点に「教科・科目等の学習意欲」を追加
≪厚木北≫
 第二次選考の比率(学):(面)【5:5 7:3 に変更
≪大和東≫
 面接の観点に「教科・科目等の学習意欲」を追加、「将来の展望」は他と併せて聞く観点に変更
≪愛川≫
 第二次選考の比率(学):(面)【6:4 7:3 変更
≪座間総合≫
 第二次選考の比率(学):(面)【7:3 8:2 変更
≪座間≫
 面接の観点に「教科・科目等の学習意欲」「教科・科目等以外の活動の意欲」「面接の態度」を削除
 「教科学習や部活動・生徒会活動に対して主体的に取り組む意欲」を追加
≪津久井・福祉≫
 自己表現廃止、面接の観点に「将来の展望」を追加
≪平塚農業≫
 第一次選考の評定(内):(学):(面)比率【 4:4:2 5:3:2 に変更
≪中央農業≫
 面接の観点に「教科・科目等の学習意欲、学校・学科等の特色の理解」を追加
≪神奈川工業≫
 第一次選考の評定(内):(学):(面)比率【 6:2:2 → 5:3:2 に変更
≪磯子工業≫
 第二次選考の比率(学):(面)【5:5 8:2 変更
≪川崎工業≫
 学力検査の重点化【英・数×2 → 英・数・理のうち高得点の2教科×2 】に変更(第一次・第二次選考ともに)
≪小田原城北工業≫
 第一次選考の評定(内):(学):(面)比率【 4:3:3 → 5:3:2 に変更
 第二次選考の比率(学):(面)【4:6 6:4 変更
≪小田原総合ビジネス≫
 第一次選考の評定(内):(学):(面)比率【 4:4:2 5:3:2 に変更
 学力検査重点化廃止

27年度(2015年度) 神奈川県公立高校入試 学力検査結果

【 神奈川県公立高校入試結果・平均点(全日制)の推移 】
--- 25年度から共通選抜・各教科100点満点 / 24年度以前は後期選抜・50点満点 ---
教科 国語 数学 英語 理科 社会
27年度 64.4 52.6 51.8 37.4 50.2
26年度 60.8 51.7 59.6 38.6 49.5
25年度 67.8 65.5 54.8 51.1 68.4
24年度 35.5 33.5 34.4 32.1 31.3
23年度 34.5 32.7 38.3 32.7 35.8
22年度 37.0 31.2 38.8 34.2 36.8
21年度 39.2 32.2 36.7 30.9 33.5
20年度 34.8 31.1 33.5 35.4 32.3
19年度 38.9 33.4 33.1 31.6 35.5
(25年度より各教科50点満点から 100点満点へと変更されています。)
 
神奈川県教育委員会から今春の高校入試 学力検査の集計結果(平均点)が発表されました。
制度改革3年目の入試となった今春の入試(学力検査)の結果ですが、全体的な出題の傾向・大設問の数等に変更はありませんでしたが、昨年以上に難易度の高い内容でした。
昨年・昨々年と対比した単純な点数の差異以上に、以前よりも一層 『思考力・判断力・表現力』 が求められる問題の内容となりました。

平均点の昨年との対比では、国語・数学・社会が若干のupですが、英語が7.8点のマイナス。
特に昨年問題視された“理科”は平易化の予想に反し-1.2点(100点満点中37.4点)と今年度もより得点の獲り難い内容となっています。

25年度の入試制度改革以降、全体的に知識だけでは解きづらい問題の比率が高くなり、知識に基づいてものごとの状況や経過を論理的に考える力を問う内容、正確な情報処理能力、考える過程とそれを結論に結びつける「思考力・判断力」が問われています。

この傾向は標準化されて行くと思われます。
神奈川県の公立高校入試で良い結果を出す為には、普段からの学習でたくさんの演習を繰り返すことにより知識量だけでなく(知識力がある事がベースですが)考える力を身に付けていく事、“思考力”・“判断力”そして“表現力”を早い段階から習慣として身に付けていく事が大切です。


各教科について県教委から以下のようなコメントが出ています。
< 国語 >
漢字の読み書きの問題、文学的な文章や論理的な文章について説明したものを選択する問題の一部で正答率は高かったが、漢字の書きの問題の一部、文章中の事柄の理由や複数の意見を整理してまとめるなど、制限字数内で記述する問題の正答率は低かった
< 数学 >
基本的な計算力を問う問題の正答率は高かったが、条件を正確に読み取り考察することが必要な関数、空間図形の問題、方程式を立式しxの値を求める問題、相似を証明する問題の正答率は低かった。
< 英語 >
「聞くこと」「読むこと・書くこと」についての基本的な問題の正答率は高かったが、まとまりのある英語を聞いて要点を理解する問題、資料から情報を整理して英文を作る問題の正答率は低かった。
< 理科 >
基本的な知識を直接問う問題の正答率は高かったが、知識や与えられた情報を活用する問題、得られた結果を分析して解釈する問題、導き出した考えを的確に表現する問題の正答率は低かった。
< 社会 >
地理、歴史、公民ともに、基本的な知識を直接問う問題の正答率は高かったが、知識を活用したり、複数の資料から必要な情報を読み取って思考・判断した結果を制限字数内で記述したりする問題などの正答率は低かった。

“ ワセイク ランド教室 ”

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